こんにちは!
この記事では、アマダイ釣りに必要な道具の選び方と
役に立つ知識をご紹介します。
アマダイ釣りは、難しいとイメージする方が多いようですが
釣り自体はシンプルで簡単です。
この記事を読んで実践していただければ
アマダイが0匹(ボウズ)なんてことはないはず。
アマダイ釣りを全くやったことがない方の
ためになれば幸いです。
アマダイ釣りの必要道具の選び方
アマダイ釣りは、ノーマルタックルとライトタックルで
楽しむことができます。
ノーマルタックル(船竿)
まずノーマルタックルは、簡単にいうと
- アマダイのサイズが大きい
- より多くのアマダイを釣りたい
ときに有効です。
ノーマルタックルはライトタックルより
パワーがあるからです。
50アップを狙いたい方は
ノーマルタックルがいいですね。
ただパワーがある反面
小型から中型のアマダイのアタリがわかりずらいです。
すると、小型から中型が多く釣れているときに
全く釣れない状況に陥ることがあるので
その場合は、ライトタックルの方がいいです。
ライトタックル(LT)
続いてライトタックルのメリットは軽さです。
- 手軽に釣りを楽しみたい
- アマダイのサイズが小さく、数が多い
ときに有効です。
実際筆者がアマダイ釣りに行ったときは
小型から中型が多く、釣れてた人は皆ライトタックルでした。
当時筆者は、ノーマルタックルでやっており
パワーがありすぎて、アタリを弾いているのか
あまり釣果に繋げられず、めちゃくちゃ苦戦したので
「どんなサイズでもいいからアマダイを釣りたい!」
という方は、ライトタックルがおすすめですね。
大型の対応しずらいというだけであって
ライトタックルでも大型は釣れる。
100%ではありませんが…
またノーマルタックルとライトタックルの
両方を用意しておき、状況によって使い分けていくことも
ありかなと思います。
ノーマルタックルを使う方へ
必要道具 | 選び方 |
竿 | 長さ:1.8〜2m 竿調子:7対3 オモリ負荷:60号ー100号 |
電動リール | シマノさん:1000番・2000番 ダイワさん:300番・400番 |
ライン(道糸) | PEライン4号 4本撚り か 8本撚り 300m〜400m |
サルカン付きスナップ | サルカン:スイベル型#4 スナップ:クロスロック#3 |
バッテリー | 10Ah〜11Ah |
ロッドキーパー | 適合ハリス6号〜8号 |
仕掛け | 天秤仕掛け |
竿
- 長さ:1.8m〜2m
- 竿調子:7対3
- オモリ負荷:60号〜100号
種類としては、タチウオの天秤釣りや
オニカサゴ釣りに使うような竿が良いです。
長さは2mがおすすめ。
どこの釣り座に座っても釣りがしやすいからです。
アマダイ釣りは、小さなアタリで
レンコダイにエサを取られることが多い。
なのでエサ取りに気付けるように
感度がいい竿が適しているね。
アマダイ専用の竿もありますが
専用の竿でなくなても、十分釣ることができます。
おすすめは、リーディングネライM200Jです。
食い込みがよく、上げてる途中でバラすことを
ほとんど無くしてくれます。
またアマダイ以外にも、タチウオの天秤釣りや
泳がせ釣りなどに使えます。
1本持っておくだけで
いろいろな釣りに役立ってくれるので
おすすめです。
電動リール
- メーカー:シマノさん
- 番手:1000番・2000番
- メーカー:ダイワさん
- 番手:300番・400番
簡単に言うと、シマノさんの電動リールは
パワーがあり、機能が充実しています。
ダイワさんは、とても使いやすく
コストパフォーマンスに優れているのが特徴です。
なのでこれからずっと沖釣りをやっていきたい方
もしくは、やっている方はシマノさん
手軽に始めたい場合や予算の問題を抱えている場合は
ダイワさんがおすすめです。
シマノさんの電動リールはものがよく
ダイワさんの電動リールは操作性がいい。
続いて番手は、PEライン4号を300m巻くので
1000番・2000番、300番・400番となっています。
タックルバランス的にも、ちょうどいいサイズです。
各メーカーの使える商品としては
メーカー | 商品 |
シマノさん | フォースマスター1000 フォースマスター2000 ビーストマスター2000 |
ダイワさん | シーボーグ300MJ シーボーグG300J レオブリッツS400 |
筆者の場合は、シマノさんのフォースマスター2000を
使うことが多いですね。
カウンターのズレが少なくパワーがあるので
アマダイ釣りを含めた沖釣りには、おすすめです。
ライン
- 素材:PEライン
- 号数・太さ:3号〜4号
- 撚り・編み:4本 か 8本
- 糸巻き量:300m〜400m
号数は、アマダイ専用で
電動リールを買った場合は、3号。
いろいろな釣りに使い回しをしたい方は
4号がおすすめです。
糸巻き量は、水深100m前後を狙っていくので
300m〜400mほど巻いておきましょう。
おすすめは、タナトル4です。
タナトルを含め
シマノさんのPEラインは、細くて強いのが特徴です。
PEラインが太いと
魚に警戒されてしまい釣れずらくなる。
逆に細くすると、強度が落ちて切られてしまうことがある。
この両立できない問題を解決してくれるのが
タナトル4です。
またタナトル4は
10m、5m、1mのマーキングが入っており
正確にタナを取ることができるため
沖釣りには最適なPEラインとなっています。
なかなか、細くて強く
マーキングが入った糸がないのでおすすめです。
バッテリー
- 種類:リチウム電池
- 容量:10Ah〜11Ah
バッテリーはリチウム電池を使います。
電動リールのバッテリーでーーす!って
売っているものは、だいたいリチウムですね。
まあリチウムじゃなくてもいいんですけど
電動リールの力が1日を通して安定しやすいのと
電力の供給が安定するような気がする
途中で切れないですね、電源が。
容量は10Ah以上あれば問題ないでしょう。
8Ahでもいいかもしれないですけどね
売ってんのかな?
まあ、とりあえず10Ah以上。
電動丸は、電極のところに窪みがあり
コード(端子)が電極から取れづらくなっています。
よって、フッキングした後
なぜか、コードが取れてしまっていて
「あれ、電動リールが動かない!」といったことを
少なくしてくれます。
それにシマノさん(テスターさん)が
こんな感じなこと、おっしゃっています。
巻き上げパワー、速度共に約20%アップ
電動リールの力を最大限活かすことができます。
ってね。
これは使ってみればわかると思います。
最初、鉛のバッテリーや
船の電源を使ってみてください。
そのあと、このBTマスターを使えば
違いがわかると思います。
音の違い、液晶の字
この辺に注目して比べてみてください。
ロッドキーパー
ロッドキーパーは
適合ハリス6号〜7号を使います。
アマダイは、ハリス4号〜5号を使うためです。
適合ハリスを守らないと、竿が折れることがあります。
ダイワさんのパワーホルダーは
竿のつけ外しをしやすくしてくれます。
安いロッドキーパーを使うと
竿をかけても、なかなかハマらなかったり
上手く取り外しができなかったりします。
パワーホルダーなら、一回で「ガチャン」とはまってくれ
抜くときは「スポッ」と抜けてくれます。
ライトタックルでやる方へ
竿
- 長さ:1.8m〜2m
- 硬さ:M・MH・H
- オモリ負荷:60号〜80号
竿は、タチウオジギングの竿が
使いやすいです。
硬さは好みですが、MHの方が
やりやすいと思います。
曲がって楽しい竿です。
着底がわかりやすいですし。
「スパイラルガイドはカッコ悪い!」とか
思っていない方にはおすすめです。
リール
- メーカー:シマノさん
- 番手:200番〜1000番
- ギア比:HG
- メーカー:ダイワさん
- 番手:100番〜300番
- ギア比:H
シマノさんのオフショアベイトリールは
ドラグが高性能で、耐久性に優れているのが特徴です。
高性能なドラグは
深場から大型アマダイを釣り上げるのに役立ちます。
一方でダイワさんのオフショアベイトリールは
持ちやすく、コストパフォーマンスに優れています。
深場から仕掛けをあげたり
エサでリールが汚れてしまったりすることを考えると
持ちやすさやコストパフォーマンスの良さは
大きなメリットです。
どちらもアマダイ釣りに必要な性能は十分。
あとは、お好みで選んでいただけたらなと思います。
続いてギア比は、ハイギア(HG・H)をおすすめします。
アマダイは、水深100mくらいを狙っていく
かつ、リールが手巻きなので、巻き上げ速度が速い方がいいです。
ハイギアを使うことで、深場の釣りでも
仕掛けを早く回収できると思います。
ライン
- 素材:PEライン
- 号数・太さ:1.5号〜2号
- 撚り・編み:4本
- 糸巻き量:300m
ラインはPE2号、4本撚りを
300m巻いておけば十分でしょう。
全然、3号とか4号とかでもいいんですけど
300m巻けないんで
2号だとちょうど300mなんですよ
オシアジガー1000が。
なので2号。
撚りは、正直どっちでもいいです。
が、それはそれで困ると思うので
どっちを選べばいいか分からない方は
4本撚りを選びましょう。
で、糸巻き量は300m。
あんまり魚に切られることもないし
根掛かりのリスクもほぼないので
正直300mも要らないんですけど
もしもが起こった場合のために
300m巻いておきましょう。
タナトル4は、細くて強いPEです。
ラインは細くて強いに越したことは
ないと思うので
おすすめ〜です。
ショックリーダー
- 素材:ナイロン・フロロカーボン
- 号数:7号
- 長さ:1m〜2m
素材は、フロロカーボンが一般的ですが
ナイロンでもいいです。
安く済ませたい場合は
ナイロンを選びましょう。
太さはPE2号を使うんで、7号(25lb)
あれば十分ですね。
長さは1mあればいいでしょう。
筆者はタチウオジギングにも使うので
1.8mくらい、約2mほど取っているんですけど
アマダイだけなら、そこまで必要はないかと。
アマダイ釣りの仕掛け道具の選び方
必要道具 | 選び方 |
オモリ | 種類:六角・胴突き 重さ・号数:60号〜80号 |
天秤 | 弓形天秤・ストレート天秤 腕の長さ30cm〜40cm |
サルカン | 形状:スイベル型 号数:4号 |
ハリス | 素材:フロロカーボン 太さ・号数:3号〜5号 長さ:幹糸:2m〜3m 枝ス:30cm〜40cm |
針 | アマダイ針12号〜14号 2本針、3本針 |
アマダイの仕掛けには、チモトに
3号の夜光玉や天然貝ビーズをつけます。
理由は夜光玉やビーズがオモリとなり
針が沈むようになるからです。
アマダイは底の方を狙います。
針が潮に流されて、浮いてしまうよりは
針が底の方へ沈み、安定している方が釣果に繋がります。
オモリ
- 形:六角・胴突き
- 号数:60号〜80号
六角オモリは、胴突きオモリより、底取りがしやすく
タナ(水深)を正確に合わせることができます。
一方、胴突きオモリは、細長いので
沈下速度が六角オモリより速いです。
アマダイは水深100mと深場を狙うので
沈下速度が速いことはメリットでしょう。
六角オモリ、胴突きオモリ
こっちがおすすめ!みたいなものは
ありません。
今あるものを、使いたい方を
使っていただければなと思います。
続いてオモリの号数は、地域によって異なり
船長さんの指示があります。
船長さんからの出船可否の電話で
事前に何号使うのか伝えられると思いますので
聞いておきましょう。
天秤
- 種類:弓形天秤・ストレート天秤
- 腕長さ:40cm
弓形天秤、ストレート天秤
どちらでも構いません。
が、アマダイ釣りでは
ストレート天秤を使ってみてください。
ストレート天秤は、形上
仕掛け(ハリス)が底の方へ向き流れていきます。
アマダイは底の方を狙って釣りをするので
ストレート天秤の方がいいような気がするね。
気がするってだけあって
効果の保証はないんですけど
えーどっちにしようって悩んだら
ストレート天秤を使ってみてください。
長さに関しては
- ライトタックル:30cm
- ノーマルタックル:40cm
です。
ライトタックルは
天秤は短い方が取り込みがしやすいです。
付属のインタースナップが勝手に開き
オモリを失くすことがあるので
「#3」のサイコロックススナップに
交換できる方は、交換することをおすすめします。
サルカン
アマダイ釣りは、ハリス3号〜4号を使うので
サルカンは、4号を使います。
あまり、10号〜12号の小さいのですと
サルカンの穴にハリス4号の太さが入らず
結べなくなります。
またサルカンは、有名メーカーさんから
買うのがおすすめです。
理由は、錆びつきにくいのと
ほとんど破断することがないからです。
よくわからないメーカーさんのを使うと
錆びつくのが早くなったりして、破断しやすくなります。
サルカンを販売している有名メーカーさんは
以下の通りです。
- NTスイベルさん
- イシナダ釣工業さん
- ヨーヅリさん
迷ったときは
NTスイベルさんをおすすめします。
サルカンやスナップを専門に製造販売しているので
信頼できる1つの会社です。
デカアマダイがかかると
めちゃくちゃ引くので
その引きにサルカンが耐えれるよう対策します。
ハリス(糸)
- 素材:フロロカーボン
- 太さ・号数:3号〜5号
- 長さ:幹糸:2〜3m 枝ス:30〜40cm
太さは、小中型を狙う場合は3号〜4号
大型を狙う場合は5号を使うと言われています。
ただ正直、5号でも小中型を釣ることはできるので
迷った方は、最初から5号を使っておくと安心です。
長さに関しては
- 2本針を使う場合:2m
- 3本針を使う場合:3m
を使います。
枝スは幹糸と同じ号数で作る
おすすめは、サンラインさんの
トルネードVハードです。
このトルネードVハードは細くて強い!
直線強力、結節強力がサンラインさんの比較で
30%アップと報告されています。
どうしてもハリスが太いと
魚に違和感を与えて食わなくなります。
しかし食わせようとして、ハリスを細くすると
頼りないし、切れてしまうことがある。
トルネードVハードなら
このトレードオフ状況を解決してくれ
釣果に繋げることができます。
値段が高いですが、買って後悔はしないです。
針
針はアマダイ針12号〜14号。
25cm〜30cmくらいの
アマダイが目立って釣れるなら12号
40cm〜60cmくらいの、デカいアマダイが
目立って釣れるなら14号を使います。
針の本数は、2本針を使い
食いが立ってきたとき、エサ取りが多いときは
3本針を使います。
我々アマダイは、底にいることが多いので
アピール目的で2本針、3本針を使います。
針は、オーナーさんのアマダイ針がおすすめです。
この針は、結構刺さりがよく
バラシが少ない印象があります。
Wケン付きで、ハリスを針に編み込むときに
少しやりにくいかもしれませんが
オキアミのズレがないのでおすすめです。
市販品の仕掛けを使う
アマダイ釣りに関しては
市販の仕掛けを使おうが、自作の仕掛けを使おうが
大して釣果は変わりません。
なので一層、市販の仕掛けを頼るのもありです。
仕掛けよりかは
エサの付け方や釣り座の方が
釣果に大きく影響するよ。
市販の仕掛けを使うときは
ついているインタースナップをペンチで潰しましょう。
潰す場所は、写真の赤丸のところです。
見やすいように、大きめのスナップにしています。
またスナップをとって、サルカンだけにし
天秤の方についている
クロスロックスナップにかけるのもありです。
特に市販の仕掛けについている
インタースナップは、弱く
魚をかけると勝手に開いていることがあるので
潰して、開かないようにすることをおすすめします。
その他アマダイ釣りに必要な道具
ペンチ
針から釣った魚を外すのに必須。
小さいものであれば、手で外すこともできるが
針を飲まれた場合、手で外すことは難しい。
外道のレンコダイに飲まれることがあるので
持っておいて損はないでしょう。
エサ箱
後に紹介しますが
アマダイのエサは青ジャムシを使います。
エサ箱があることによって、湿気を保つことができ
生き生きとした青ジャムシを使うことができます。
虫エサは元気な方が魚は食いついてくるので
用意しておいた方がいいですね。
なければエサ屋で紙パックに入れてくれるため
必須なものではありません。
その他必要道具
- ライフジャケット:船釣りなので必須。桜マークAタイプ
- クーラーボックス:アマダイだけなら30Lで十分。
- タックルバック:仕掛けや食料入れに便利
- 予備の仕掛け:天秤・オモリ・仕掛けの予備。
- かっぱ:船があげる水飛沫で服が濡れるので必須。
アマダイ釣りは、地域よって
タチウオとのリレー釣りをよくやります。
そのためクーラーボックスは
アマダイ釣りだけをやる場合、30Lで十分なのですが
リレー釣りをやる場合は、60Lほど必要です。
また仕掛けの予備は、天秤とオモリをそれぞれ2個ずつ
仕掛けは、8個以上持っておいた方が安心できます。
その他必要道具の具体的な選び方は
「沖釣りで釣り道具以外に欲しい道具」をご覧ください。
アマダイ釣りに使う糸の結び方
ノーマルタックル:ビミニツイスト+8の字結び
ノーマルタックルの場合は、使うPEラインが太いので
スナップ付きサルカンに直結して使います。
直結する方法は、ビミニツイストでダブルラインを作り
そのダブルラインの先にチチワ結びでつまみを作るです。
ビミニツイストでダブルラインを作ることで
強度を安定して出せます。
また8の字結びでつまみを作っておくことで
ガイドにPEラインを通したり、抜いたりするとき
わざわざPEラインを切らずに済みます。
つまみを引けば、スナップ付きサルカンが簡単に取れます。
強度を安定して出すことができると同時に
手間が省けるので、ぜひやってみてください。
ライトタックル:FGノットが無難
ライトタックルの場合は糸が細いので
リーダーを組みます。
結束方法は
- PRノット
- FGノット
- ノーネームノット
などがありますが、FGノットが無難です。
アマダイの釣り方
エサをつける
アマダイのエサは主に
- オキアミ
- 青ジャムシ
- ホタルイカ
を使います。
青ジャムシは、短ければ
そのまま使っても大丈夫ですが
長ければ、4cmくらいに切ってつけます。
またエサがボロボロになっていたり
青ジャムシの元気がなかったりしたら交換です。
もったいぶらず変えていった方が
釣果に繋がります。
仕掛けを投入する
仕掛けを投入するときは
隣の人を見る癖をつけましょう。
一緒に投入すると
お祭り(絡む)することがあります。
また仕掛けを投入するときは
サミング(リールのスプールを抑える)をしながら行うと
仕掛けが絡んだり、バックラッシュしたりすることを
少なくしてくれます。
底から50cmくらい浮かす
仕掛けを落としたら、底まで沈め
仕掛けを底から50cmくらい浮かします。
糸ふけをとってから
だいたい3回ほどハンドルを巻けば
50cmくらいです。
もし天秤仕掛けでやる場合は、オモリと天秤の間に
50cmのリーダーを入れておく手があります。
すると、底にオモリがついたときは
すでに50cm浮いていることになるので
正確にタナ取りすることができます。
50cmなんてよくわからないという方は
ぜひやってみてください。
リーダーは7号、25lbを使うといいです。
誘いをかける
50cm浮かしたら、石像のように固まって待っているのではなく
誘いをかけていきます。
誘い方は
- 大きく竿をあげる
- 2秒ほど上でキープ
- 竿をゆっくり下す
アマダイはフォールで食ってくることが多いので
誘いはこまめにかけていきましょう。
定期的に底を取り直す
海底の起伏によって
仕掛けが50cm以上底から離れてしまうことがあります。
底から離れすぎると
アマダイは釣れなくなってしまうので
定期的に底を取り直してください。
底取りが一番重要です。
合わせを入れる・リールを巻く
アマダイのアタリは
「コツコツコツコツ」という感じです。
もしアタリがあったら、竿で大きく合わせるのではなく
リールを巻いて合わせます。
竿で大きく合わせると、バレることがあります。
電動リールでやる場合は、レバーを徐々にあげていき
巻スピードを早くしすぎず、「10」くらいであげていきます。
とにかく1つ1つの動作をゆっくりやることです。
我々アマダイは口が柔らかいのでね。
釣果アップ方法
釣れている人を確認する
アマダイは、今日のパターンにあっていないと
全く釣れないことがあります。
なので釣れないなとか、もうちょい釣りたいと
思ったときは、釣れている人を確認してみてください。
釣れていれば、今日の正解です。
- 天秤は何を使っているのか
- エサは何を使っているのか
- どんなエサの掛け方をしているのか
- どんなタックルを使っているのか
など、できる範囲で真似をしてみます。
釣り人はカンニングOK
周りをみてカンニングするのです。
エサをたくさんつけて試す
アタリがない、釣れないときは
エサをたくさんつけてみましょう。
- オキアミ:2匹掛け(抱き合わせ)
- 青ジャムシ:ふさ掛け
など釣れないときこそ
エサをたくさんつけて目立たせます。
たとえば1本目の針に、オキアミを1匹かけて
そこに青ジャムシをふさ掛けするとか
1本目の針に、オキアミを2匹つけて
2本目の針には、青ジャムをふさ掛けするなど。
いろいろなパターンを試してみてみると
釣果アップに繋げられ、心が明るくなると思います。
置き竿にしてみる
ライトタックルでやる方は難しいかもしれませんが
ノーマルタックルでやる方は、置き竿にしてみるのも手です。
置き竿にすることで、波が勝手に誘ってくれます。
自分で誘うのもいいですが、波の方が自然で
釣果につながることがあります。
まとめ
アマダイは、なかなか数が釣れない魚です。
しかし数が釣れないからこそ
- どうすれば釣れるのか?
- 周りよりたくさん釣ってみたい
などと、競争心を与えてくれたりするのが
アマダイ釣りの面白いところなので
ぜひ一度やってみてください。