ミノを串に刺したら、ミノーになります(?)
こんにちは!
ミノは、牛の第一の胃で
焼肉屋によくあるやつですね。
ミノーは、小魚に寄せた
プラスチックのルアーです。
この記事では
「ミノ」ではなく「ミノー」についての話。
ミノーは、いろいろな種類がある
と言ったら大袈裟かもしれませんが
何個かは種類があり、細かな違いが出るルアーです。
本記事では、そんなミノー
正称ミノープラグの使いどころと使い分けのご紹介です。
特徴:ミノープラグは飛ばない?

ミノープラグは飛びませんと言う方がいます
確かに、シンキングペンシルや
メタルジグみたいに飛ばないことは事実
事実、当たり前ですね
シンペンはシンペン
ミノープラグは、ミノープラグです。
あと、ヘナチョコキャストをしてしまうと
飛ばないことも多いです
初速のところで変にブレーキがかかってしまい
飛ぶミノーも飛ばなくなります。
というと、ミノープラグは飛ばないとも
考えることもできなくはないですが
どちらかというと
ミノープラグは飛ばない!ではなく
ミノープラグを飛ばせない!
ミノープラグは、大きく弧を描くイメージでやると
飛ぶようになります。
ペンデュラムキャストでも
振りかぶりキャストでも。
振りかぶりキャストは少し違うんですが
似たようなもので
振りかぶりキャストは
投げる前に、しっかり後ろを確認して
剣道の面のような感じで
真っ直ぐ大きく振る感じでキャストすると飛びます
ただ、ペンデュラムの方が飛びます。(⌒-⌒; )
ミノープラグは、ものによっては
無風時で65mくらい飛ばせるものもありますので
ミノープラグが飛ばないのは自分が悪い
自分が悪いって思わないと
同じ失敗を2度、3度も繰り返しますからね
日本の政治家(一部)は悪いって言いますが
もっと悪いのは、それを選んでいる日本国民がいること。
自分が悪いって思わないと変わらないのです。
特徴:決められたレンジを泳ぐ

ミノープラグは
決められたレンジを泳ぎます。
80cmって書いてあったら
おおよそ80cmしか潜りません。
80cmまで潜らせたら
ずっと80cm付近をブリブリ泳いでいます。
それ以上、深くは潜りません。
ですので、釣り場の水深が分かっていれば
レンジを合わせやすいというのが
ミノープラグの利点だと思います。
たとえば、みんな大好きで
よく使ってるであろう裂波120(120裂波)。

裂波120の潜行レンジ(潜る水深)は
80cmぐらいです。
で、釣り場の水深が1mくらいで
底から20cm上を通したいっていうときに
この120の裂波(レンジ80cmのルアー)を使えば
底から20cm付近を通すことができます。
1m−80cm=20cmみたいな感じで
レンジを合わせやすい。
逆に水深が2mとかで、手前が掘れている場合なんかは
1m〜1.5m潜るミノーを使うと
合わせやすかったりします。
水深と潜行レンジを外さなければ
深く考えなくても釣れるし
外していれば、深く考えても釣れないのが
ミノープラグです。
ミノープラグの使いどころ

ミノープラグは
- 飛ばない(基本的に)
- 一定のレンジを泳げる
というのが特徴でした。
この飛ばない、一定のレンジを泳げることを
考慮して、使いどころを決めます。
その使いどころは
- 遠浅サーフ
- ちょい凪で風が穏やか
この状況であれば
ミノープラグは使いやすいです。
ちょい凪で風が穏やかだと飛ばしやすいからです。
遠浅サーフとお伝えしたのは
単純に急深サーフとかだと
場所によって使い物にならないことがあるからです。
あと、沖で白波が立って
手前が溝になっていることも多いです
遠州サーフの中部地区がそうなんですが
手前が掘れていたりするので
そういうところはミノープラグは使いやすいです
シンペンでもいいんですけどね
手前でポコンって
水面に浮きあがっちゃってても
水面から顔を出して、飛沫をあげて
シーバスとか食ってくるんで
シンペンでも構いませんが
まあヒラメ…
使いやすい、使いにくい、なんてことを考えると
ミノープラグの方が使いすいと思います。
ミノープラグの種類と使い分け

ミノープラグには
- フローティングとシンキング
- リップ付きとリップレス
っていうものがあります。
ラーメンは、醤油か塩か
味噌か豚骨かのような話です。(-_-)ウンウン
僕は味噌です。( *`ω´)キイテネーヨ
あんま食べないんですけど…( *`ω´)シランガナ
そんなフローティングとシンキング
リップ付きとリップレスの使い分けのご紹介です。
フローティングとシンキングに関しては
もう1つ、サスペンドってやつがありますが
ここでは除外しています。( ゚д゚)ハァァ〜
使うことが多いのが
フローティングとシンキングなので。
フローティングとシンキングの使い分け

フローティングには(F)と
シンキングには(S)と書かれてることが多いです。
違いは、細かいことを省けば
- フローティング:泳ぎがいい・流れに乗せやすい(少し)
- シンキング:飛距離が出る、若干レンジが入る
です。
一般的には、フローティングは浮く
シンキングは沈むと言われています。
シンキングは、巻きを止めると
確かに沈むんですが、ゆっくり沈んでいきます。
沈みの速度は、何のルアーかによって変わりますし
塩分濃度とかで変わるらしいですが
少なくとも
シンキングペンシルや
メタルジグのようには沈みません。
サイレントアサシンの129Sだったか140Sだったがの
水中映像をYouTubeで上げている方がいるので
それを見ていただければ、わかると思います。
ゆっくり沈む。
サーフでは、横の流れがある、反転流がある
払い出しがあったりと、複雑に流れています。
ゆっくり沈むのに、複雑な流れがあるってなると
着底するのに、時間がかかるし
沈めてレンジを入れようとしても
着底したとしても、その間に流されちゃって
狙いのレンジ
食わせたいゾーンを通すことが難しくなってきます。
フローティングの浮くに関しては
ハイフロート、すぐに浮くタイプのミノーを使って
根掛かりを回避するのが有名だと思うんですけど
サーフって場所によりますが
根掛かりのリスクがほとんどないのと
ハイフロートって1.5gとか2gとかのルアーで
結構、飛距離が犠牲になるため
あんまり、フローティングミノーの浮力を使って
障害物を回避することはサーフではやりません。
というより釣りをするのが、難しいと思います。
試しに投げてみるといいでしょう。^ ^
「浮く特性を利用して何かを回避する」
「沈ませてレンジを入れる」というよりかは
フローティングは、「泳ぎがよく、流れに乗せやすい」
シンキングは、「飛距離が出て、若干レンジが下に入る」
という感じで使い分けをします。
ただ、若干の違いで
ルアーによっても異なるので
一概に言えるのは
フローティングとシンキングは
粘るための投げ続けれるための手段
だと思います。
リップ付きとリップレスの使い分け

リップ付きミノーとリップレスのミノーは
抵抗が掛かりやすいのか
抵抗が掛かりにくいのかで使い分けをします
ルアー抵抗が欲しければ、リップ付き
そうじゃないなら、リップレス。
風が穏やかな日に使うとか言ったんですが
たとえば、風が強い日や流れが速いときは
リップ付きの方が釣りはしやすいです
気持ちよく引けます。
風が強い日とか横の流れが速いときに
リップレスを使うと流されすぎちゃうことがあります。
流されすぎると、狙いのレンジ
食わせたいゾーンにルアーを通すのが難しくなる
ただ、リップ付きを使うと
流される距離が短くなるんですね
水をよく噛んでくれて、流されすぎずに
こっちに来れる、そんなイメージです
ただ状況って日によって全く違うので
ルアー抵抗がうっとしいこともあります。笑
そういうときは、リップレスを使った方が
釣りはしやすい、気持ちよく引けると思います。
サーフで使えるおすすめミノー

120裂波
やっぱ裂波です。(-_-)ウンウン
レンジは80cmくらいで
飛距離は、PE1.5号、追い風で60mくらい出ます。
17gという軽さにしては
かなり飛距離が出ますね。
飛距離が出ますとか言ったんですが
遠投というより中距離で
かつ浅い場所で使いやすいルアーとなっています
魚道110MD
こいつも欠かせません。
レンジは1.5mくらいで
飛距離は最大50mほどです。
足元から掘れていれば魚道を使い
水深を測る際とかにも使えます。
裂波と似たように、中距離を探る感じですね
メーカーのレビューのところにあったんですが
裂波より潜らせたいときに使います。
魚道がおすすめなんですが
MD系のルアーは
持っておいて損はないと思います。

サイレントアサシン129F・129S
サイレントアサシン129Fは
レンジ80cmくらいで
シンキングは、1cmくらいじゃないかな
若干沈んでいるという感じです
沈めなし、同じように、普通に巻いて。
あと、サイレントアサシンは飛距離が出ます。
「誰でも飛ばせる」とか口にしちゃいけないけど
言いたくなるのがサイレントアサシン。
数字的な飛距離もあるんですが
どんな状況でも飛ばせるというのがミソで
ミソと言えば、「円熟」です。(-_-)ウンウン
向かい風だろうとなんだろうと
きっちり最後まで飛んでいってくれます
ただレスポンスは良くないです。(余計な発言)
マリーンギャング140F
レンジが1mくらいのルアーです
LBO(エルビーオ)という
エルボーと呼びたい名前の重心移動システムで
驚異的な飛距離を実現したそうなんですが
飛距離というより
レスポンスの良さの方が輝いてるというか
個人的には好きです。(´ー`)
もちろん飛距離も出るんですけどね
ミノーの使い分けとおすすめを紹介してみました

ということで
ミノープラグの使い分けとおすすめを紹介してみました。
- 遠浅サーフ
- ちょい凪、風が穏やか
- 流されすぎちゃうときリップ付き
- 抵抗うっとしい気持ちよく引けないときリップレス
こういう感じで
ミノープラグを使ってみてください。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。m(__)m

