コマセマダイに必要な道具の選び方とおすすめ道具。 マダイ釣りを始める方へ

マダイ・五目
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こんにちは!

 

この記事ではコマセマダイ釣りに必要な
釣り道具の選び方とおすすめ商品をご紹介いたします。

 

コマセマダイ釣りは、多くの釣り人がこぞってやる
人気のターゲット釣法。

 

しかしマダイは警戒心が強く、そして奥深い釣りのため
釣りをしていても全く釣れないことがあります。

 

そのため基本のタックル選びや釣り方が大切です。

 

この記事を読んでいただければ
マダイが1匹でも多く釣れるようになると思いますので

 

ぜひ参考にしてみてください。

 

 

 コマセマダイの必要道具の選び方

必要道具 選び方
竿 長さ:2.5m〜3.1m
竿調子:5対5
オモリ負荷:40号ー100号
電動リール シマノさん:1000番〜3000番
ダイワさん:300番〜500番
ライン(道糸) PEライン4号
4本撚り か 8本撚り
300m〜400m
サルカンとスナップ サルカン:スイベル型#4
スナップ:クロスロック#3

 

バッテリー 10Ah〜11Ah
ロッドキーパー 適合ハリス6号〜8号
仕掛け 天秤仕掛け

 

といった感じです。

 

ただ船宿さんでタックル(仕掛け)は借りれるので
全て自前で揃える必要はありません。

 

たとえばバッテリーだけ予算的に買えないときは
バッテリーだけ借りて釣りすることができます。

 

揃えれるところは揃えて
無理なところは借りるのがおすすめです。

 

マダイ
マダイ

竿と電動リール、仕掛けは自分で揃えて
バッテリーとロッドキーパーは借りるのが
おすすめかな。

 

 

竿

 

  • 長さ:2.5m〜3.1m
  • 竿調子:5対5
  • オモリ負荷:40号ー100号

 

コマセマダイの竿の長さは、3mが基準です。

 

3mであれば、足場が高いミヨシ(船の一番前)でも
低いトモ(船の一番後ろ)でも

 

取り回しよく、釣りすることができるからです。

 

マダイ
マダイ

あまり長い竿を選んでしまうと
船の一番後ろで釣りしたときに

 

竿先が海面に入ってしまって
取り込みがしづらくなるよ。

 

続いて竿調子は、5:5の
柔らかい竿を使います。

 

波の揺れを吸収して、竿の上下動を小さくし
仕掛けの不自然な動きを減らすためです。

 

警戒心が強いマダイは、仕掛けが不自然に動くと
釣れにくくなってしまうので

 

柔らかい竿を選ぶようにしましょう。

 

おすすめの竿としては、ミヨシです。

 

この竿がおすすめ

 

このミヨシは

 

魚の「コンッコンッ」という当たりが、よくわかるのと
エサを突いているときの妙な当たりも感じとれます。

 

なので、「まだだ、まだだ、よし今!」と思って
合わせることができるので

 

マダイ釣りを面白くしてくれる竿です。

 

ただ長い竿だと

 

  • 仕舞うのに大変そう
  • 持ち運びがめんどくさそう

 

と思った人もいると思いますが

 

グリップ(持つところ)と竿は外すことができるので
外すと「138cm」くらいに納めることが可能。

 

「138cm」なら、普通軽自動車でも入るため
心配はいらないです。

 

 

注意

必ず竿のグリップ(持つところ)に

 

  • 尻手ベルト
  • ワイヤー入りロープ

 

をつけてください。

 

沖釣り(船釣り)では、手が必ず濡れて
不意に大型の魚がかかったときや

 

コマセ(エサ)を振っているときに
魚がかかり、竿を海に落としてしまうことがあります。

 

高い竿やリールを海に奉納しないように

 

尻手ベルト、ワイヤー入りロープをつけることで
もし、竿を海に落としてしまっても

 

竿とリールは、助かります。

 

もう持ってる方は付け替えればいいため
個々に買う必要はないです。

 

 

電動リール

 

  • メーカー:シマノさん
  • 番手:1000番〜3000番

 

  • メーカー:ダイワさん
  • 番手:300番〜500番

 

シマノさんの電動リールは
パワーがあり、カウンターのズレが少ないです。

 

コマセマダイ釣りは、大サバやブリなど
他の大型魚がかかってくることがあるので

 

パワーがあるのは、大きなメリットです。

 

一方、ダイワさんの電動リールは
軽くて、操作性に優れていますね。

 

コマセマダイ釣りは、コマセを撒くために
竿をしゃくったり、釣れない場合は誘いをかけたりするので

 

軽いのは、身体に大きなメリットを与えてくれます。

 

マダイ
マダイ

どちらもコマセマダイ釣りに必要な性能は十分。

あとは好みになるかな。

 

続いて番手は

 

シマノさんなら、1000番〜3000番
ダイワさんなら、300番〜500番を選びます。

 

理由は、PEライン4号を300m巻きたいからです。

 

使える商品としては

 

メーカー 商品
シマノさん フォースマスター1000
フォースマスター2000
ビーストマスター2000
フォースマスター3000XP
ダイワさん シーボーグ300MJ
シーボーグG300J
レオブリッツS400
シーボーグ500MJ AT

 

あたりですね。

 

筆者の場合は、フォースマスター2000を
使うことが多いです。

 

おすすめ電動リール

 

フォースマスター特有のモーター
『MUTEKI MOTOR+』がとてもパワーがあり

 

6kgの大鯛やドラゴンタチウオがかかっても
パワーを安定して出すことができます。

 

なので時間をかけずに戦うことができるため
バラシを少なくしてくれます。

 

ネックなのは値段が高いところで
今のところ、7万2000円するといった点。

 

しかし似たような、ビーストマスター2000だと
9万4000円もするので、非常に安上がり、かつ

 

そんな頻繁に買い替えないものなので
おすすめです。

 

 

ライン(道糸)

 

  • 素材:PEライン
  • 号数・太さ:4号
  • 撚り・編み:4本撚り か 8本撚り
  • 糸巻き量:300m〜400m

 

マダイは1キロ〜10キロのサイズまで釣れます。

 

10キロを釣るには、相当の運が必要かもしれませんが
間の5キロとかは、普通に釣れることがあるため

 

4号を巻いておきましょう。

 

マダイ
マダイ

4号なら細すぎず、太すぎずで
オールマイティーに使えるよ。

 

糸巻き量は、切られたとき釣りが再開できるように
いろいろな釣りに使い回しができるように

 

300m〜400mは巻いておきます。

 

撚り数に関しては
4本撚り か 8本撚りを使います。

 

 

撚り数は、どちらでも構いませんが
個人的には、4本撚りをおすすめします。

 

理由は、8本撚りよりもコシがあり
電動リールでのバックラッシュが少ないからです。

 

揺れている船の上でバックラッシュすると
直すのが大変で、釣りにならないことがあります。

 

マダイ
マダイ

コマセマダイ釣りは
飛距離を求める釣りではないので

迷ったときは4本撚りがおすすめ。

 

おすすめとしては、タナトルです。

 

おすすめPEライン

 

タナトルは、細くて強い!

 

どうしてもPEが細いと、強度が低下して
ラインブレイクしやすくなります。

 

逆に強度を重要視すると
PEが太くなってしまって、食わなくなることがある。

 

そんなトレードオフ状況を解決してくれるのが
タナトルです。

 

またマーキングが入っているので
より正確な水深を測ることができます。

 

コマセマダイ釣りは、タナ取りが超重要です。

 

タナがズレると、マダイを含めた魚が
自分に限らず、乗船者も釣れなくなってしまいます。

 

他のラインも使ってきましたが
タナトルがおすすめです。

 

 

バッテリー

 

  • 種類:リチウム
  • 容量:10Ah〜11Ah

 

バッテリーは、鉛や亜鉛のバッテリーではなく
リチウム電池がおすすめ。

 

理由は、電動リールのパワーが安定するのと
そもそもの電池の持ちがいいからです。

 

鉛や亜鉛のバッテリーで、電動リールを使うと
時間が経過するにつれ、パワーの数値が右肩下がりになっていきます。

 

マダイ
マダイ

もちろん鉛や亜鉛のバッテリーを
使ってはいけないというわけではないです。

 

釣りは基本自由なので
自分のお財布と相談してバッテリーを選ぼう。

 

続いて容量は、10Ah〜11Ahものを選びます。

 

電動リールに使うバッテリーは
6Ah〜12Ahのものが多いですが

 

6Ahくらいだと、少ないですし
12Ahだと、結構値段も高くなります。

 

マダイ
マダイ

あまり12Ahも使わないことが多いので
10Ah〜11Ahがちょうどいいですね。

 

おすすめのバッテリーは、「電動丸」です。

 

このバッテリーがおすすめ

 

電動丸は、我々が持っている
「スマホ」や「タブレット」と同じ

 

リチウムイオン電池を使っているので
コンパクトで軽く、持ち運びを楽にしてくれます。

 

しかし似た商品で、電力丸というのがあり
その電力丸よりは、大きくて、重たいです。

 

ただ電力丸は、最大10Ahまであるのですが
電動丸は、最大11Ahまであるので

 

電力丸と比べて、重たくて大きいのは
しょうがないことなのかなと筆者は思います。

 

値段が「8万円」台と高いのが、デメリットですが
値段以上のパフォーマンスを出してくれるのが

 

電動丸です。

 

 

ロッドキーパー(竿置き場)

コマセマダイ釣りでは
ハリス4号〜6号を使うので

 

ロッドキーパーは
適合ハリス6号〜8号のものを使います。

 

適合ハリスを守らないと
竿が折れたりすることがあるので守るようにしましょう。

 

おすすめとしては、ダイワさんの
パワーホルダーです。

 

おすすめロッドキーパー

 

このパワーホルダーは、折りたたむことができるので
使用時よりもコンパクトにできるため

 

持ち運びを楽にしてくれます。

 

大切に使えば、10年は余裕で持つので
おすすめです。

 

 

仕掛け

マダイは、臆病で警戒心が強いため
警戒を和らげる、天秤仕掛けを使います。

 

 

仕掛け道具 選び方
コマセカゴ 種類:プラビシ か ステンカン
号数:80号〜100号
天秤 弓形天秤 か ストレート天秤
腕の長さ50cm
クッションゴム 太さ:1.5mm〜1.8mm
長さ:1m
サルカン 形状:スイベル型
号数:4号
ハリス 素材:フロロカーボン
太さ・号数:4号〜6号
長さ:8m〜10m
マダイ針8号〜9号
1本針〜2本針

 

マダイの仕掛けには
重たい仕掛けと軽い仕掛けがあります。

 

 

重たい仕掛けを作る場合は

 

  • 中通しオモリ6号
  • ウエイトスイベル3B

 

が必要です。

 

中通しオモリは、チモトにつけます。

 

スイベルは、間違えてウエイトがついていない
スイベルを買わないように、ご注意ください。

 

一方で軽い仕掛けは、特別つけるものはありません。

 

 

両仕掛けは、天然貝ビーズをつけたり
3号か4号の夜光玉をつけたりもします。

 

たとえば潮が濁っているときや
水深60m〜100mを狙う秋の釣りのときは

 

夜光玉をつけた仕掛けを使うと
食いがよくなることがあります。

 

釣りに行く日の海の状況や狙う水深に応じて
仕掛けを使い分けするのがおすすめです。

 

 

コマセカゴ

 

  • 種類:プラビシ・ステンカン
  • 号数:80号〜100号

 

コマセカゴは、プラビシがおすすめです。

 

プラスチック製で光が反射しにくいからです。

 

光を反射させてしまうと警戒されてしまう可能性があり
釣れにくくなってしまうことがあります。

 

 

号数は、80号〜100号を使うことが多いです。

 

何号を使うのかは、船長さんの指示があるので
その指示に従いましょう。

 

プラビシのおすすめは、サニービシです。

 

おすすめプラビシ

 

釣具店のほとんどは、サニービシが売られており
他のプラビシあるの?と疑問に思うくらい

 

有名なプラビシです。

 

そのためか、コマセマダイ船に乗ると
ほとんどの方がサニービシを使っています。

 

揺れている船の上でも
コマセの出し入れがやりやすいですし

 

コマセを出す量が調整しやすいのでおすすめです。

 

おすすめステンカン

 

穴埋めゴムは
コマセの出す量を調整するものです。

 

どうしても穴埋めゴムを使わないと
コマセが出過ぎてしまいます。

 

コマセが出過ぎると、コマセの方に魚が寄り
つけエサの方を食わなくなることがあります。

 

上の穴に1つ、下の穴に2つ
穴埋めゴムを入れておくのがおすすめです。

 

マダイ
マダイ

ざっくり言うと、穴埋めゴムを使わないと
釣果に繋がらないことがある、ですね。

 

 

天秤

 

  • 形:弓形天秤・ストレート天秤
  • 腕の長さ:50cm

 

天秤は、主に弓形天秤とストレート型天秤を
使います。

 

コマセマダイ釣りでは、弓形天秤がおすすめ。

 

トラブルが少なく、クッション効果があるので
マダイに違和感を持たれにくく釣ることができます。

 

 

そして、腕の長さは50cmを選びます。

 

40cm以下ですと、ハリスが天秤に絡まったり
60cm以上ですと、扱いずらくなったりします。

 

マダイ
マダイ

基本的に腕は長い方が
仕掛けは絡みづらくなります。

 

ただあまり長すぎると
取り込みが難しくなったり
アタリが分かりにくくなったりするよ。

 

おすすめの天秤としてはヤマシタさんのK天秤。

 

おすすめの天秤

 

ヤマシタさんのK型天秤(弓形天秤)は
コマセカゴを天秤に絡ませず

 

スムーズに投入することができます。

 

なので初めての方でも、慌てず落ち着いて
仕掛けを投入でき、釣りを楽しむことができるでしょう。

 

ただ元々付いているスナップが
魚がかかると勝手に開いてしまうことがあり

 

仕掛けが失くなって
魚に針が残ったままバラしてしまうことあります。

 

なので「#2」か「#3」のクロスロックスナップに
交換できる方は、交換をおすすめします。

 

実際筆者が交換に使っているのは
サイコロックススナップです。

 

 

天秤に付いているスナップはもちろん
クッションゴムに付いているスナップや

 

PEラインの先につけるスナップにも使えます。

 

交換が少し大変ですが、ぜひやってみてください。

 

おすすめスナップ

 

 

クッションゴム

 

  • 太さ:1.5mm〜1.8mm
  • 長さ:1m

 

太さは、あまり太すぎると
潮の影響を受けて、アタリが分かりにくなったりします。

 

またコマセとの同調性が悪くなるので
釣果に悪影響がでる可能性があります。

 

マダイ
マダイ

あまり太くする必要はないよ。
1.5mmでも強度が12kgほどあるので
心配ご無用です。

 

長さは1mで十分です。

 

長いと仕掛けが絡まったりして
トラブルの原因になることがあります。

 

おすすめのクッションゴム

 

 

サルカン

 

コマセマダイは、ハリス4号〜6号を使うので
サルカンは、4号を使います。

 

サルカンは、あまり大きすぎると
仕掛けのバランスが悪くなり

 

オマツリ(他人と仕掛けが絡む)することが
多くなります。

 

またサルカンは、有名メーカーさんのところで
買うことがおすすめ。

 

理由は、ほとんど破断しないのと、錆びにくいからです。

 

マダイ
マダイ

よくわからないメーカーさんのを使うと
錆びつくのが早くなったり
破断しやすくなります。

 

サルカンを販売している有名メーカーさんは

 

  • NTスイベルさん
  • イシナダ釣工業さん
  • ヨーヅリさん

 

あたりです。

 

ちなみに筆者は、NTスイベルさんのを
使わせていただいてます。

 

使いやすく、サルカンやスナップを
専門に製造販売しているので信頼できる1つの会社です。

 

おすすめサルカン

 

 

ハリス(糸)

 

  • 素材:フロロカーボン
  • 太さ・号数:4号〜6号
  • 長さ:8m〜10m

 

太さに関してですが
軽い仕掛けを作る(使う)場合は

 

4号のみを使います。

 

一方、重たい仕掛けを作る場合は
上が6号と下が4号を使います。

 

 

長さは、つけエサを撒いたエサの中に入れるため
マダイを警戒させないようにするために

 

8m〜10mの長ハリスを使います。

 

マダイ
マダイ

長さは、地域によって異なるので
予約時、船長さんに聞いてみてください。

 

ハリスはサンラインのSV1がおすすめです。

 

マダイ釣りのハリスはコレ!

 

このハリス、なぜおすすめなのかというと
警戒心が強い魚が警戒しにくくなる

 

着色の特許技術が使われていること。

 

マダイは臆病で警戒心が強いため、警戒を和らげる
「SV1」は、マダイを釣れやすくしてくれます。

 

とはいえ「SV1」のピンクハリスは

 

透明のフロロハリスより
劇的に釣れるか、といえば釣れません。

 

誰1人、マダイが釣れてないときに1匹釣る程度ですが
マダイは釣れる好機がわからないので

 

ピンクハリスを使うのがおすすめ。

 

  • え、ピンクハリスなら他のでもよくね?
  • え、だったらSV1じゃなくてもいいよね?

 

と思われたかもしれませんが
サンラインさんのSV1は、強度の面で信頼できる、かつ

 

個人的に、すごく思ったのが
10mの長ハリスを使っても絡まないこと。

 

科学的に証明された結果と実釣で作られている点
強度に信頼をおけるピンクハリスは

 

今のところ「SV1」だけなので
値段がちょっと高いですが、ぜひ使ってみてください。

 

マダイ
マダイ

長さが8m〜10mを使うため
商品は100m分あれば安心できます。

 

 

針は、マダイ用の針を使っていただければ
問題ありません。

 

大きさは、8号か9号を使います。

 

大型のマダイに対しては
10号〜12号を使うこともありますが

 

小型から中型のマダイが多い場合や
活性が低い場合は食いが悪くなることがあります。

 

 

筆者は、小型も大型も釣っていきたい
欲張りさんなので、9号を使ってます。

 

小鯛や大鯛に対して、大きすぎず小さすぎずで
ちょうどいい感じですね。

 

おすすめの針としては
オーナーさんの閂マダイXです。

 

おすすめの針

 

閂マダイXは、他の針と比べ針先がよく
刺さりがいいのと、若干ねむっているので

 

バラシが、とても少ない針です。

 

潮で錆びにくいですし
大鯛がかかっても針が曲がらないのでおすすめ。

 

 

その他コマセマダイの必要装備品・道具類

 

スプールシート

 

自分で仕掛けを作った場合に必要なものです。

 

コマセマダイの仕掛けは
ハリス8m〜10mと長ハリスを使うため

 

保管や持ち運びが大変です。

 

そこで必要なのはスプールシート。

 

スプールシートがあれば、長いハリス仕掛けでも
コンパクトに保管でき、持ち運びも楽にできます。

 

 

筆者の場合は、仕掛けを巻いたスプールシートを
チャック付きポリ袋に入れて

 

船に持ち込んでます。

 

スプールシートでなくても構いませんが
仕掛けを巻くものは絶対あった方がいいですね。

 

おすすめ仕掛け巻き

 

 

プライヤー

 

針を釣った魚から外すために必須な道具です。

 

また仕掛けについている夜行玉を潰したり
仕掛けを切ったりするときにも使えます。

 

プライヤーがないと、危険を伴うことがあるので
必ず用意しましょう。

 

おすすめペンチ

 

筆者は、Smithさんのフィッシングプライヤーを使っています。

 

とても使いやすく、ドラマで見る
凄腕ドクターの手術のように、針を外すことができるので

 

おすすめです。

 

 

コマセ網(とかし網)

コマセは冷凍なので
水につけて溶かさなければいけません。

 

コマセは袋に入ったまま渡されるため
そのまま水につけて溶かせばいいのですが

 

袋の状態ですと溶けが悪く
釣り開始までに間に合わないことがあります。

 

そこでコマセ網(とかし網)です。

 

コマセ網を使うことで、袋のままつけて溶かすよりも
溶けが速くなり、コマセを溶かすのが楽になります。

 

絶対に必要なものではありませんが
あると便利な道具ですね。

 

おすすめコマセ網

 

その他クーラーボックスやライフジャケットなどは
沖釣りで釣り道具以外に欲しい道具」をご覧ください。

 

 

PEラインとスナップ付きサルカンの結束方法

コマセマダイ釣りでは
ショックリーダーを使いません。

 

天秤やハリスが
ショックリーダーの代わりになってくれるからです。

 

なのでPEラインと直結して使います。

 

直結するときは、ダブルラインで組むのがおすすめです。

 

 

実際筆者は、ビミニツイストでダブルラインを作ってます。

 

ビミニツイストでダブルラインを作ることで
強度を高く保つことができるため、おすすめです。

 

そしてダブルラインの先には
チチワ結びでつまみを作ります。

 

 

チチワ結びでつまみを作ることで
スナップ付きサルカンのつけ外しが簡単になります。

 

すると、スナップ付きサルカンを
ガイドに通したり抜いたりするとき

 

わざわざPEラインを切る必要がなくなります。

 

 

コマセマダイの釣り方

 

コマセカゴにコマセを入れる・エサをつける

まずコマセカゴに、コマセを入れましょう。

 

入れる量は、だいたい
2回手で軽く掬った量がおすすめ。

 

あまり入れすぎると
コマセの出が悪くなります。

 

 

続いて針にエサをつけます。

 

エサはオキアミを使います。

 

付け方としては、針に沿って
真っ直ぐつけるようにしましょう。

 

まっすぐつけないと
オキアミがクルクルと回ってしまい

 

マダイが食わなくなります。

 

マダイ
マダイ

針につけるエサは
つけエサ用のものをつけてもいいですし
コマセカゴに入れる用のエサをつけてもいいです。

 

 

仕掛けを落とす・コマセを撒く

仕掛けを落とすときは
船長さんから無線で合図があります。

 

「水深○○mでやってみて」とか
「はい、いいよ〜水深○○m」とかです。

 

そしたら、船長さんに言われた水深より
5mほど下に落として、コマセを撒いていきます。

 

たとえば「水深30mでやってみて」と言われたら
水深35mまで落として、コマセを撒きながら

 

言われた水深、30mに持っていきます。

 

マダイ
マダイ

我々マダイは、上にエサがあると
追っかける習性がある。

 

船長さんは、その習性を活かして釣っているよ。
なので言われた水深は、絶対に守るようにしよう。

 

 

静かに待つ・たまに誘いをかける

マダイは警戒心が強い魚です。

 

下手に誘いをかけると、驚いて逃げてしまうので
静かに待って釣っていくのが基本です。

 

しかし全く釣れないときは
何か変化を加えなければならないので誘いをかけていきます。

 

誘い方は

 

  1. 4秒以上かけて竿をゆっくりあげる
  2. 4秒ほど上で待機
  3. また4秒以上かけて竿を下げる

 

一連の動作をゆっくり行うことが大切です。

 

誘いの動作を早くしたり、誘いすぎたりしたら
マダイは釣れません。

 

 

合わせを入れる・リールを巻く

マダイは、「ゴンゴンゴン」と
何かを叩くようなアタリ方をします。

 

アタリがあれば、合わせを入れましょう。

 

竿でフッキングしてもいいですし
リールを巻いてフッキングしてもいいです。

 

マダイは、針に食いつくと反転するので
あまり大きくフッキングする必要はありません。

 

 

釣果に繋げるコツ

 

置き竿にする

コマセマダイ釣りにおいて
置き竿にすることは非常に有効な釣法。

 

置き竿にすることで、波が自然に誘ってくれるので
竿の不自然な動きがありません。

 

またコマセマダイ釣りでは
コマセを撒いて魚を浮かせることが大切です。

 

そしてマダイは、いつ浮いてくるのか分かりません。

 

置き竿にすることで、コマセをパラパラと撒いてくれるので
常時、コマセを撒き続けることができ

 

どのタイミングでも魚にアピールすることができます。

 

 

2本針を使う

コマセマダイ釣りは、タナ取りが超重要で
タナが間違っていると釣れません。

 

2本針を使うことで、タナの見極めができるようになります。

 

たとえば上の針にマダイが食っていた場合
ある意味タナは間違っており、少し上げてもいいと判断できます。

 

 

イメージ、上針(枝針)はコマセ針として使い
下の針にマダイを食わせる感じです。

 

しかし初めは、2本針使うのが難しく

 

そんなの気にしてられない
考えてられないと思うかもしれません。

 

なのでコマセマダイ釣りに
なれてきたら、やってみてください。

 

 

潮の流れによって仕掛けを変えてみる

マダイには、重たい仕掛けと軽い仕掛けがあります。

 

もし潮があまり動いていない場合は
軽い仕掛けに変えたり

 

潮が動いている、ぶっ飛んでいる場合は
重たい仕掛けに変えたりしてみましょう。

 

たとえば潮があまり動いていない状態で
重たい仕掛けを使うと、つけエサが動きません。

 

要するにハリスが、潮に馴染まないので

 

潮があまり動いていない状態でも
仕掛けが潮に馴染み

 

フワフワとつけエサが動いてくれる
軽い仕掛けを使うのがおすすめなのです。

 

 

定期的につけエサを確認する

コマセマダイ釣りでは、エサ取りが出ます。

 

そしてエサが付いていなければ
魚は釣れないので、定期的にエサを確認するようにしましょう。

 

周りを見てみて、エサがついているのか
ついていなければ、1回上げてみるのがおすすめです。

 

なんかもったいないな、と思うかもしれませんが
空針を泳がせているよりは、時間的にも釣果的にも損はしません。

 

なのでこまめにエサを確認し
針を泳がすのではなく、エサを泳がすようにしましょう。

 

 

まとめ

マダイは、春のノッコミマダイ
秋のオチマダイと1年通して2回狙えます。

 

特に春のノッコミマダイは、釣り上級者でも
マダイを釣るのが、とても難しいです。

 

しかし、その難しさが魅力で

 

  • また、やってみたい
  • 釣れなくて悔しい
  • どうすれば釣れるのか?

 

など、熱くなれたり、考えさせてくれたりするのが
マダイ釣りの面白いところです。

 

釣れて嬉しい、食べて美味しいマダイを
ぜひ釣ってみてください。