ドラグ。
ひとつ間違えれば危険なもの。
締めすぎると体持ってかれたり
ラインブレイクしたり
緩すぎると、息上がって疲れたり
熱ダレ起こして、ダメになったり
ドラグは悪いものです。
でも、しっかり適切にかけてあげれば
ドラグは良い働きをしてくれます。
この記事では、そんなドラグの話です。
最初に言っときますが
下記の記事とほぼ同じです。(`・ω・´)
数値が違うだけで、理由は全く同じですね。

電動リールの理想のドラグ設定値
電動リールの理想的なドラグ設定、それは
一般的に言われているドラグ設定値より
少し緩めに設定しておくことです。
ドラグは、ライン強度の3分の1にしろ!と
言われています。
電動リールの釣りって、ほんと幅広く
使うラインの号数(強度)は、人によって様々。
ですので、僕基準で
分かりやすくお伝えします。
僕は
- コマセマダイ
- 船タチウオ(天秤釣り)
- 泳がせ(ヒラメ・小型カンパチ狙い)
- オニカサゴ
- アマダイ
これら全て4号でやっています。
その4号の強度って、30kgくらいですので
30kgの3分の1(30×0.3)で、9kg。
4号の理想のドラグ設定は、9kgってことになります。
その9kgよりも
少し緩めに設定しておくって感じですね。
ですので僕は、PE4号を使う場合
5kgくらいかけてます。
PE3号の場合は、7kg〜8kgくらいが理想ですので
まあ3kg〜4kgくらいかけておけば問題ないと思ってます。
少し緩めに設定しなければいけない理由
なぜ緩めに設定しなければいけないのか?
4号だったら、30kgくらいかけても
まあ切れないわけです。
その3分の1の9kgかけても切れない。
なのに5kgってどゆこと?って思われたかもしれません。
理由は
- 魚が暴れるから
- MAX表記のものが多い
- 強い部分と弱い部分がある
- どこで傷んでいるかわからない
この4つです、電動リールの場合は。
これら4つを複合的に考えて
緩めに設定しておくって感じです。
MAX表記のPEラインなんて注意が必要で
30kgのMAX表記というのは
30kgより下の数値が出ている可能性が高いです。
何十回やったテストのうちの最大値なので。
もし30kgより下の数値が出ていたら
その後の「3分の1」の9kgという数字も変わるわけです。
ですので、緩めに設定しておくって感じです。
よって、「PE4号は5kg」っていうのも
あくまで目安。
僕は5kgで何の問題もなかったので
5kgにしていますが
PE4号を使い、5kgかけるのが不安な方は
3kgまで落としてもOKだと思ってます。
それで切れるなら、ラインシステムや
ラインそのものに問題があるでしょう。
本当は数値ではなく…
本当は数値ではなくて
- 巻いているときは出さない
- 魚の大きさに合わせて調整する
これが本当のという言い方はあれかもしれませんが
まあこれが理想ですよね。
電動リールの場合は。
他の釣りもそうかもしれませんけど。
やはり電動リールは、手(人間)の力じゃなくて
モーターの力で糸を巻いてますから
糸が出ていっているときも、少しだけだけど
巻けるっちゃ、巻けちゃうんですよね。
で、巻いているときに出ていくと
ドラグ(ワッシャー)がダメになりやすい。
でもそれらは、数値では表せないので。(-_-)ウンウン
巻いているときは糸は出さず
魚の大きさ、かかった数に合わせて緩めるなり締めるなりする
これが、釣るたびにできるといいと思ってます。
それが難しい方は、数値を参考にしてみてください。
コマセカツオ釣りは少し特殊でこれが通用しない
ま、基本的には
理想のドラグ設定値より少し緩めに設定するんですが
コマセカツオ釣りの場合は少し特殊で
これが通用しません。
- コマセマダイ
- 船タチウオ釣り(天秤釣り)
- オニカサゴ
- アマダイ
等は
使うラインの号数によって、ドラグ設定値が決まります。
コマセカツオ釣りの場合は
このドラグ設定値にしたいため
この号数のラインを使うという逆の形を取るため
理想のドラグ設定値より
少し緩めに設定するというのは通用しないんですよね。
たとえばPE4号を使いますと。
PE4号は、30kgくらいなので、理想は9kg
それよりも緩めだから、5kgだよねっていうのが
理想のドラグ設定値より緩めに設定するということ
コマセカツオ釣りは、ドラク25kgかけたいから
このPEラインの号数を使うっていう感じで
通常、使うPEラインがドラグ設定値を決める感じですが
コマセカツオ釣りは
ドラグがドラグを決めるって感じですね。(意味不明)
もしよろしければ
コマセカツオ釣りの理想のドラグ設定値について
書いた記事があるので、ご覧ください。

一度ドラグを測ってみては?
コマセカツオ釣りを除き
他の電動リールを使った釣りでは
一度ドラグ設定値を測ってみるのが今後のためです。
一度測って、体で覚えるのが一番ですね。
僕は物を増やしたくないタイプなので
魚の重さ測るやつ(荷物を測るやつ)を使ってます。
これ1つあれば、魚の重さも測れるし
ドラグも測れるので、一石二鳥どころか
一石三鳥くらいになるかもしれません。
実際、指4本くらいのタチウオを上げるくらいで
中々上がってこない、滑っている場合は
ドラグが緩々です、緩すぎてます。
緩すぎて上がらず、タチウオがもう一度産卵して
子供を連れてきそうなくらいです。(-_-)ウンウン
そうならないために(?)
一度はドラグを測ってみてはどうでしょうか?
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。
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