ネットって怖いですか?
私はある意味怖いです
悩んでいることを検索したら大抵解決できますから。
魚にとっても怖いものでしょう。
こんにちは!
発売から大分経った、魚道110MD。
と言えば大げさかもしれません。
旧魚道の誕生日は、2005年8月10日
新魚道の誕生日は、2013年4月10日
ネットで調べれば、出てきます。
旧魚道110MDを廃盤し
モデルチェンジとして発売した形ですね。
ちょっと肥満体型になり
いろいろと変化しています。
ってことで
この記事では、新旧魚道の違いをご紹介し
新しい魚道を使ってみたい!
旧魚道を使ってみたい!という方に
後押しというか、背中を押してあげたい
という思いで書こうと思います。
新旧魚道の大きな違いは「重さ」
新旧魚道の大きな違いは、重さですね。
いろいろ細かい違いはありますが
ほとんどの人が気づくのは重さの違いです。
- 旧モデル:17g
- 新モデル:19g
この重さによって
いろいろと変わってきます。
飛距離の違い
これは、投げなくてもわかるでしょう。
新魚道は、重たいので飛距離が出ます
旧魚道は、軽いので飛距離は出ません。
ただ、飛距離が出るっていっても
かっ飛ぶわけではありませんし
飛距離が出ないといっても
驚くほど飛ばないわけじゃありません。
最近のミノープラグって飛ぶので
最近サーフや堤防釣りを始めた方には驚くかもしれませんが
昔っからサーフをやっている方からすると
そんなに驚きはしないかと思います。
いい意味でも悪い意味でも標準的。
まあ、この重さなら
この程度でしょうって感じ。
泳ぎの違い
新しい魚道と旧魚道
アクションが若干異なります。
強い流れ(離岸流・潮の流れ)に対して
新魚道は、安定して泳ぎ
旧魚道は、不安定に泳ぎます。
旧魚道は、強い流れに当てると
あんまり泳がないことがあったんですが
新魚道は、しっかり泳ぐ。
たとえば旧魚道を使ってて
あまり抵抗がかからないとか
ゆっくり巻けない
そんなとき、新しい魚道を通すと
良かったりします。
それだと、新しい魚道の方が
良さそうって思うかもしれませんが
そうじゃない。
流れが緩かったりしたら
旧魚道の方が良かったりします。
海況って時間、日によって変わってくるので
毎日、毎時間、強い流れが出ているわけではない。
ルアーは適材適所!なんて言葉がありますが
まさにその通り。
その不安定な泳ぎが
いいアクセントになることもあるんで。
レンジの違い
おそらく、新旧共々、潜行レンジは
150cm(1.5m)です。
旧魚道の方の詳細は良くわかりませんが
筆者の印象を話したいと思います。
使ってみた結果
新魚道の方が若干潜り
旧魚道の方が潜らない、という印象です。
同じ場所を通しても、新魚道の方は底小突くのに
旧魚道では底に小突かなかったり。
おそらく、リップの大きさの違いや
重さの違いじゃないかなと思います。
もちろん、これは、使っていくうちに
リップが削れていって潜らなくなっている
という真実はあるだろうけど
それでもね〜っていう。
ですので、荒れてる日とかは新しい魚道
手前が浅くなってる場所は、旧魚道が使いやすいです。
新旧魚道の使い分け
新魚道と旧魚道は
全く別のルアーだと思ってくださいませ。
おんなじ名前ですけどね。
だから筆者は、両方持っていきます。
新魚道を使うときは
- 風が強い日
- 荒れている日
- 潮の流れが速いとき
- 最初のブレイクまでが遠い場合
旧魚道は、まあその逆で
- 微風(〜4m)のとき
- 潮位が低いとき
- 潮の流れが緩いとき
- 釣れないな〜って思ったとき
旧魚道が使いにくい状況では
新魚道の出番です。
逆に、新魚道で使いにくい状況では
旧魚道が出番です。
簡単に言えば、飛ばしたい、潜らせたいなら新魚道
そう思わないなら、旧魚道。
新魚道のデメリットは旧魚道が補ってくれ
旧魚道のデメリットは新魚道が補ってくれます。
だいたいね。
2つ持っておくと、釣れない!の打開策に
新しい魚道と古い魚道を両方持っておくことで
引き出しを1つ増やせます。
どういうことかというと
あなたは今、釣れない状態に陥ってます。
どうしますか?
大抵の場合は
ルアー交換をすると思います。
そうじゃないとしても
そういう話で進めていきます。( ゚д゚)ハァ〜〜
釣れんねぇ〜よしルアー交換しよう!
そのとき重たいルアーに交換しますか?
多分しないと思います。
これはオフショアジギングを体験すると
よく分かるんですが
釣れないときって
ジグを重たくしたりしない。
体験できない場合は
プロがやってる、オフショアジギングの動画を
Youtubeで見れば、わかると思います。
釣れないってなったら
軽いルアーに変えていく。
軽いルアーに変えるのは
同じサイズで軽いルアーに変えるという意味です。
新旧魚道は、その同じサイズで軽いルアーに変える
という釣れないときの打開策ができる
新しい魚道の方が、飛ぶし
荒れている状況下でもしっかり対応できる
そう聞くと、新魚道の方がいいんじゃね?って
思うかもしれませんが、そうではないんだよね。
新しい魚道を通しても釣れないとき
旧魚道を通すと、ヒョコッと釣れたりします。
別に、これは旧魚道だから釣れた
というわけではありません。
釣れないときの手段を1つ増やせて
釣れるまで粘れる
結果、釣果に結びつきやすいってことです。
重たいルアー(新魚道)から
軽いルアー(旧魚道)に変える。
1つ手段が増えて、また粘れると思います。
これができるんです、両方持ってると。
新しい魚道投げてれば釣れる
確かにそうかもしれません。
でも、それだと頭打ちになってしまいます。
釣れないときの手段として
旧魚道は、いい存在になるんですよね。
フルモデルチェンジしても
旧魚道は、しっかり使いどころあります。
なんで廃盤にしたんですかね。笑
魚道110MDの強み
魚道110MDの強みって
フローティングってところだと思ってます。
他にも魚道のような、MD系のルアーで
だいたい同じようなレンジを通るルアーは
たくさんあります。
あ、すみません、そんなになかったです。
- ビーチウォーカー120MD
- アスリート13MDS
- サラナMD110S
でも、これらは全てシンキングです。
シンキングミノーって
飛距離は出るんですけど
動きが悪いというか、大人しい。
動きが大人しいのは、良いときもあれば
悪いときもあります。
悪いとき(朝まずめ、暗いうち)ってなったら
フローティングが欲しいわけで
そこで魚道110MD。
筆者が知る限り、MD系で1m以上潜るルアーの中では
唯一のフローティングミノーです。
魚道110MDがあることで
他のMD系のルアーとの違いが出せる
違いが出せることは
1投でも多く投げ続ける
結果、釣果に繋げられるようになる
可能性が出てくるってことです。
シンキングだけでなく
フローティングも投げてみる
ここで、もう1つ手段が増やせるんですよ。
どんどん粘ることができる。
たとえばですけど
ビーチウォーカー120MD→
新魚道110MD→旧魚道110MD
みたいな感じでもいいですし
旧魚道110MD→新魚道110MD→
ビーチウォーカー120MD→旧魚道110MD
みたいな感じでもいいでしょうね。
筆者の場合は
新魚道→他のルアー(シンペン、スプーン)→旧魚道
みたいな感じで、やっちゃってます。
これは正解ではなく答えなので
変わる場合も、もちろんある。
先ほどお伝えしたように、フルモデルチェンジしても
新旧共々、魚道はしっかり使いどころはあります。
し、他のMD系のルアーとの違いもあります。
良いものは、いつになっても良いもの
新旧魚道の違い、簡単に言うと
「飛距離」と「アクション」です。
「潜行レンジ」も違うような気がしてますが
気がするってだけですので
まあ、一応違いに入れておいてくださいませ。
それによって使える状況が違い
全く別のルアーとして捉えてください。
個々にデメリットはありますが
それは個別でご紹介しようと思います。
旧魚道はもう正規では売ってませんが
釣具屋の中古コーナーや
ネットオークションなら売ってます。
中古とか言いつつ
新品で売っていることもあるかもしれません。
旧魚道の方が釣れるって言っている方もいますが
正直、両方釣れます。
使いどころの問題です。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。