海水につけた衣類って
なんで臭くなるんでしょうね?
塩水が悪さしているのか
海水に入ってる物質が悪さをしているのか?
世の中疑問に思うことが多いです。
こんにちは!
沖釣りにおける潮は、ショア(岸)からの釣りと
同じ考えでいいの?
いいえ。
この記事では
沖は沖なりの潮の考え方があります
っていうのを
釣り人目線で語りたいと思います。
沖釣りはあまり潮は関係ない。
誤解を恐れずに言うなら
沖釣りに潮は関係ありません。
黒潮や親潮、対馬海流などの
海流が釣果に大きく影響をもたらすからです。
なので、潮の流れは大切です。
ここで言う、潮は関係ない
気にする必要がないっていうのは
- 潮位
- 潮回り
- 上げ潮・下げ潮
潮位は気にしないで
おかっぱり(陸)では
潮位は、すごく大事です。
この場所は、潮位が低いと流れ出て
潮位が高いと流れ出ないみたいなことが
おかっぱり(陸)ではあるので。
でも沖は?っていうと
わからないと思うんですね。
基本的に沖釣りってガイドだから。
要は、遊漁船に乗って釣りをするため
我々釣り人は、ポイントの選択ができません。
船長さんにーーおまかせ。
船長業をやっている方からすると
潮位は、めちゃくちゃ関係あるよ!
気にする必要あるよ!っと
おっしゃるかもしれませんけど
ただ釣り人は、ポイントの選択ができない。
それにポイントと
一言でいっても広いんです。
たとえば、金洲といっても
数多くあるトンガリ根の中から
どこの根を選ぶのか?っていう。
その広いポイントの中で
その日、どこに入るのかもわからないのに
「この場所はね、この潮位が〜」って
気にしてもしょうがないのです。
潮回りも気にしないで
大潮、中潮、小潮などがありますが
これも気にしません。
どの潮回りでも釣れます。
先ほどお伝えしたように
海流が大きく釣果に影響を与えるからです。
一般的には、潮位差が高いほど
潮は流れやすいと言われます。
でもその潮位差による潮の流れより
海流(黒潮・親潮等)の方が
影響が大きい印象ですね。
たとえば今現在(2024/09/29の時点)
黒潮が蛇行してますよね?
黒潮が蛇行したことによって
シラスが不漁になったり
北陸の方のサンマが豊漁になったり
不漁になったりしてるじゃないですか。
それだけ沖って海流の影響が大きい。
まあ、たとえ、潮位差による
潮の流れがあったとしても
日本海側と太平洋側では
潮位差が違います。
日本海側は低く
太平洋側は高いと言われますよね?
日本海側は、潮位差が低くあまり流れないなら
釣果は太平洋側より厳しいと思います。
でも、普通に釣れると思うんですね。
もし大潮とか、中潮とか、小潮とかの
潮位差による影響があるなら
潮位差があまりない日本海で
釣れているという説明ができませんので。
上げ潮・下げ潮も気にしない
いや〜気にしないこと多すぎ?ですね
上げ潮と下げ潮も気にしないでください。
正直、両方釣れます。
正確に言うと、上げでも下げでも
潮止まり時間でも釣れます。
結局沖で発生する潮の流れは
波風、海流に依存します。
どれが、どういう風に流れに作用するのかは
海のご機嫌しだいです。(-_-)
理由はわかないけど
どれかが流れを作ったり、止めたりします。
それに、突き詰めると
どこで釣れるのか、わかんなくなり
どうでも良くなります。
上げ潮でも釣れてるし、下げ潮でも釣れてるし
潮止まりでも釣れたことあったなー、ああ〜〜
沖はわかんないことだらけです。
沖釣りを長くやり、上げ潮、下げ潮、潮止まり
を気にせずいけば、どんな潮でも釣れるようになります。
上げ3分・下げ7分は嘘?
よく言われる
「上げ3分・下げ7分」が釣れるという説。
沖釣りでは、この法則みたいなものは
通用しません。
もちろん、全く持って
通用しないわけではないけれど
別に気にする必要はないです。
365日、どっかで沖釣りしてば
「上げ3分・下げ7分」のタイミングで釣れることも
あるかもしれませんが
そのタイミング(日)はわかんないんですよ。
上げ3分・下げ7分じゃなくても釣れます。
どこのタイミングでも釣れる。
あと、魚種とか地域によって異なるけど
だいたい沖釣りは、6時間ほど釣りしてます。
こちら静岡県では、一番長い月で
7時間も釣りしてるんですよね。
そうなると、満潮から干潮まで
釣りすることになるんですよ。
たとえ「上げ3分・下げ7分」の
法則があったとしても
釣りしてれば、その時間に勝手にきます。
なので気にする必要は全くない。
短時間便でも、「上げ3分・下げ7分」で
釣れる日なんてわかんないため
全く気にする必要はありません。
潮の流れは気にして
潮回りは気にしない、潮位も気にしない
上げ潮・下げ潮も気にしない。
じゃあ沖では、潮の何を気にすればいいのか?
結論は、潮の流れです。
この潮の流れっていうのは
この日は潮が流れてそうだなとか
あそこの場所に行くなら
この日が潮が流れてそうだなとかじゃなくて
今起こっている
潮の流れの状況を気にすることです。
気にして、どう対応するのか?
要は、2枚潮、3枚潮だったら
こうした方がいいんじゃないかなとか
潮が速かったら、遅かったら
こうした方がいいんじゃないかなとか。
潮が動いてない!じゃあどうするの?っていう。
沖釣りに行こうと決めた日
タイドグラフをみて
あーだこーだ考えるのではなくてね。
潮汐・潮位を見るよりも
今起こっている潮の流れに対して
どうするのか?の方が大事。
潮の流れを知る方法
ここからは、沖釣りで潮の流れを知る方法について
ご紹介します。
何度もお伝えしているように、潮の流れは重要。
だけどその潮の流れを把握できなければ
意味がありません。
船の上で潮の流れを把握するのは
船自身も動いているため、かなり難しいですが
その難しい中でも、潮の流れを把握できる方法が
2つあるので紹介します。
船長さんに聞く
一番手取り早いのが船長さんに聞くことです。
これは、ルアー釣りでもエサ釣りでも
潮の流れを把握できるやり方です。
基本的に船には、潮流計がついており
どのくらいの速度で流れているのか?、向きはどっちなのか?など
わかるようになっています。
ひと流し目が終わって
移動している最中に聞くのがおすすめです。
コマセカゴに入れたエサの量を確認する
コマセカゴを使った釣りのみの確認方法ですが
コマセカゴに入れたエサの量を確認して
潮の流れを把握する方法があります。
具体的には
- 潮の流れが速い:コマセの減る量が早い
- 潮の流れが遅い:コマセの減る量が遅い
もし1流で、コマセカゴの中を見てみて
エサが残っていないようであれば、潮の流れが速く
エサが残っているようであれば、潮の流れが遅いと
把握することができます。
なぜこうなるのか、正確にはわかりませんが
筆者の考えとしては、潮の流れが速いと水圧がかかり
その水圧によって、押し出されてしまうというもの。
またタックルによって
釣り人自身のエサの巻き方によっても
コマセの出る量は変わってきてしまうので
正確とは言えません。
ただ知らないよりは、知っておいた方がいいので
ぜひ確認してみてください。
2枚潮の場合
ある水深を境に
潮の流れの向きや速さが違う日があります。
沖釣り、特にエサ釣りにとっては
アタリが取りづらかったり
オマツリ(仕掛けが絡む)
することが多くなったりするので
あまり、よろしくない潮です。
この2枚潮を把握するには、感覚と経験で覚えていきますが
ざっと紹介すると
- 仕掛けを落としている時の糸の向きと
仕掛けを落とし終わった後の糸の向きが逆
- 着底が分かりずらい、誘いあげた後の着底が早い
このような、仕掛けを落としている間の糸の向きと
仕掛けが指示ダナについてからの糸の向きが違った場合は
2枚潮といえます。
またオニカサゴ釣りやアマダイ釣りなど
底につかなせないといけない釣りでも分かります。
2枚潮の場合、糸が「つ」の字を描き
水中で糸ふけが出るので
着底がイマイチわからないことがあります。
また誘った後
すぐ底についてしまう場合も2枚潮です。
これは誘ったとき、弛んでた糸がただ張っただけで
仕掛け自体はあまり動いていないからです。
他にも天秤に仕掛けが、よく絡むなら
2枚潮である可能性が非常に高いですね。
潮の流れを知ったら?
潮の流れを知ったら
あとはどう対処するかですね。
- 潮が速いとき
- 潮が緩いとき
- 2枚潮・3枚潮のとき
に分けて、対処方法をご紹介します。
潮が速い場合
潮が速い場合は
重たい仕掛け・ルアーを使うのがおすすめです。
潮が速いとき、軽い仕掛け・ルアーを使うと
流されすぎてしまい
タナ(レンジ)があっていないのか
釣れにくい印象ですね。
重たい仕掛けっていうのは
- ガン玉をつけた仕掛け
- 中通しオモリをつけた仕掛け
- ウェイトスイベルをつけた仕掛け
などがあります。
一方ルアーは、ジグ系じゃなくて
重たいプラグ類の方がいいですね。
- 沈下系のミノー
- シンキングペンシル
- ダイビングペンシル
など。
ジグ系は、カウントで沈めて使うので
流れの速い中では、使いにくいです。
潮が緩いとき
潮が緩いときは
軽い仕掛け・ルアーを使うのがおすすめです。
まあ、潮が速いときと
逆をやればいいってことです。
潮が緩いときに、軽い仕掛け・ルアーを使うと
動きが良くなるっていうのが一般論ですね。
ルアーは動きが良くなると
反射喰いに繋がることがあり
仕掛けは、自然な誘いをかけてくれる
といったところです。
軽い仕掛けっていうのは
- ガン玉をつけてない仕掛け
- 中通しオモリを付けてない仕掛け
- ウェイトスイベルがついてない仕掛け
と、さっきと逆の仕掛けですね。
軽いルアーっていうのは、軽いルアーです。笑
- 沈下系のミノー
- シンキングペンシル
- ダイビングペンシル
じゃないものになります。
重たいルアーを使うと
ゴロゴロ重たそーに流れていくのに対し
軽いルアーは、緩い流れでも
素直に動いてくれるので。
潮が緩いときは、ベイトがいても
針がついたエサ、ルアーは見切ってる印象なので
できる限り、自然に漂わせたり
リアクションで食わせることを
意識した方がいいですね。
2枚潮・3枚潮の場合
2枚潮や3枚潮だった場合は
できる限り、重たい仕掛け・ルアーを使います。
特によくある2枚潮は
ある水深を境に、潮が流れる方向が違ったり
速さが違ったりします。
そうすると、仕掛けが浮き上がりやすくなり
釣れにくくなる印象です。
浮き上がりやすいので
重たい仕掛けを使う感じですね。
ルアーに関しては、潮の流れが違う境を狙った方が
釣れる可能性が大なので
割と沈めて、釣果に繋げることができるため
重ためのルアーを使おうっていう。
またPEラインが、つの時になっているので
大きめに合わせを入れるのも魚を取るコツです。
大きめに入れないと、バレやすくなります。
釣果情報も気にする
沖釣りで釣果を上げるには
釣果情報も気にした方がいいです。
船宿さんは、必ずじゃあないけど
ブログやSNS等に釣果情報を載せてます。
出船した日、どんな魚が釣れたのか
どのくらい釣れたのかが書いてあります。
それを見ましょう。
出船できるはずだったに、書かれていないのは
だいたい、釣れなかった証拠です。
最近釣れているなら、釣れる可能性は高いし
最近釣れてないなら、釣れない可能性が高いです。
特にエサ釣りは、そんな傾向にあります。
沖って基本、そんなもんです。
自分が乗る船宿さんの釣果情報でもいいですし
もし乗る船宿さんのブログ、釣果情報がないなら
同じ港から出船してる
他船のブログ、釣果情報でもいいです。
タイドグラフ見ている暇があるなら
船宿さんの釣果情報を見た方がいいと思いますね。
まとめ
ていうことで
沖で魚が釣れる潮についての話でした。
我々釣り人がやることは
- 最近の船宿さんの釣果情報を見る
- 今起こってる流れに対して、どう対応するか?
です。
釣果情報を見ることは
潮の話とは関係ないですがね。( ̄▽ ̄;)
まあ要するに、我々釣り人が
できることをしようってことです。
あ、、あと言い忘れてたことがもう1つ
沖釣りに出かけてくださいね。
なかなかね、会社員とかだと
気軽に行けるようなものじゃあないけれど
実践して経験を積んだ方が
たくさんお魚釣れるようになります。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。