こんにちは!
この記事では、タコが釣れる場所について
深掘りしていきます。
どんな釣りでもそうですが
釣る場所を間違えれば、どんなに上手な人がやっても
釣れません。
魚に限らず、タコやイカなどの
軟体動物だって同じ。
この記事を読んでいただければ
どんな場所を選べばいいのか
どこを重点的に狙った方がタコが取れるようになるのかが
わかりますので、最後まで読んでいただければなと思います。
海底に変化がある場所を選ぶ
魚だけじゃなく、タコにも
変化というワードがポイント選びに重要になってきます。
タコは、基本海底に住む生き物ですので
海底に変化がある場所を選びます。
たとえば障害物がある場所は、変化がある場所と言えます。
底に障害物があれば、明暗が変わるだろうし
地形も変わるだろうし、生物の活動も変わるだろう。
同じく水深が変わるのも変化と言える。
浅い場所から深い場所、深い場所から浅い場所へなど。
堤防の下、足元がえぐれている場所があれば、それも変化です。
小さな変化でも大きい変化でもいいので
こうした底に変化がある場所を選ぶ。
ただ底に変化がある場所を選ぶといっても
なかなか難しいところもあるかと思います。
なので次の章では、目に見える、調べたらわかる
海底に変化が起きやすい場所をご紹介します。
タコを釣るポイントの選び方
テトラポッド周りを狙う
テトラポッドと障害物周りは
暗くて、狭いので、タコの隠れ場所となります。
タコは、ウツボやウミガメなどに食べられることもあるため
特に小さいタコ(500g〜800g)は、身を隠す場所として最適。
だから、テトラポッドや障害物周辺には
タコが集まっていることがあります。
またテトラポッドには隙間があり
その隙間にタコの餌である、エビとかカニが付きやすいのもあるので
とても良いポイント。
昼夜問わず、活性問わず居ること多い場所なので
そういう外的要素関係なく狙いたい場所ですね。
漁船の周りを狙う
漁船は、写真を見る通り、多くの影や隙間を生み出します。
タコは夜行性の動物のため
漁船によってできた影や隙間に身を潜め
エサが来るのを待ち構えていることがあります。
特に船底や船体と岸壁の間などの狭い場所は
タコにとって絶好の隠れ家となり
その中でも、船体と岩壁の間をチョンチョンと誘い出していると
釣れていないときでも、2匹、3匹と釣果を出せることがあります。
船底にはエギを入れるのが難しいため
その付近でも構いません。
誘い出しで狙うと、食ってくることがあります。
タコ釣りポイントに漁船が止まっていて
漁師さんや遊魚の迷惑にならないなら、ぜひ狙ってみてください。
シャローエリア・根掛かりが多い場所を狙う
シャローエリアの定義は、難しいところですが
だいたい水深2m以下はシャローエリアと思ってください。
そのシャローエリアは、浅い場所であり
根掛かりが多いポイントでもあります。
こういった根掛かりが多いポイントは
好ポイントです。
根掛かりするということは
底に海藻や何らかの障害物が入っていることになります。
タコって障害物に隠れてエサを待ち構えていることが多いので
障害物が多い場所を選ぶことが重要です。
それが、タコ壺がある所以なのかもしれないけれど。
シャローエリアというのは
海藻や牡蠣瀬、岩などの障害物が多い
でもその障害物たちがタコの隠れ場所となり
タコが居る可能性が高いので、釣れやすい場所となる。
あと読者さん、根掛かりが多い場所嫌いですよね?
ちなみに筆者は大っ嫌いです。
そして根掛かりを避ける人が多い。
でも避ける人が多いということは
フレッシュなポイントとなっているので
釣れやすいポイントになっていることがあります。
だからシャローエリアが釣れるというよりかは
シャローエリアは根掛かりする原因になるものが多いから
釣れやすいといった感じかな。
深い場所、水深4mとか5mでも
我々タコは釣れるからねー
底は、砂底の場所がいいのか?石底の場所がいいのか?
底質というのも、釣果に大きな影響を与えることがあります。
たとえばアマダイは、石がゴロゴロしている底よりも
砂底や泥底の方が釣れます。
アマダイは、砂や泥に潜って生活する習慣があるからです。
では、タコはどうなのか?
結論、底質関係なく釣れるので、どっちでもいいです。
底質は
- 砂底
- 石底
- 岩底
- 礫底
- 泥底
とありますが
どんな底であっても釣れます。
ただ釣果がいいのは、砂底と岩底です。
この2つの底は、海藻がよく生えていたり
岩が入り組んでいたりして、タコの隠れ場所があるからです。
実際筆者がよくタコを釣るポイントは
黒潮の水が入ってくることがあり、底が見えることがあります。
そして、底をみてみると
大きな岩、クソでかい岩が入っていたり
砂地だったりして
あーなるほどねーと思ったことがあります。
しかも底が見えてて面白いのが、カニをつけたテンヤを
実際砂底に落とし、チョンチョンと誘うと
砂の中から、ボワっと出てきて
そのままカニに抱きつくシーンを見ることができるという。
だからタコって砂に擬態するんだーと思ったこともあり
砂底はやはり有効なのかと。
底質は、行く釣り場の名前+水深図と検索すれば出てくると
思いますので、見てみてください。
水深図をみると、SとかRとか
いろいろアルファベットが書いてあるけど
Sは砂底、Rは岩底という意味です。
他にもMで泥底、cSで粗い砂底
SGで砂の混じった礫底などあるよ。
たとえば砂底がいいなら
Sという書かれている場所を選ぶことになるね。
前回釣れた場所を狙う
もし1度タコを釣り、次回、挑戦するときは
とりあえず前回釣れた場所を入るといいです。
なぜなら、そこは何からの原因で
タコの住み家となっていたからです。
底が砂地だったのか?石底だったのか?
障害物があったのかはわかりませんがね。
で、釣れないなぁと感じたり
周りが釣れていなかったりしたら、別のポイントへ移動する。
たとえば足元がえぐれている場所を狙っていたけど
水深の変化がある場所に移動しようとか。
石底から砂底へとか。
前回釣れた場所でやる→釣れないと感じたら別の場所に移動。
これを繰り返す。
で、もし移動したポイントで釣れたら
なぜ釣れたのか?をできれば考えてメモしておくと
もっとタコを釣ることができるでしょう。
この天気や時間は、ここが釣れているな
ここが釣れていないな。とか。
それをデータとしてとっておき
似たような状況になったときに
まずそこのポイントに入れば、効率よく釣ることができるからです。
データを取れるようになれば
ポイント選びに迷うことはないでしょう。
まとめ
タコは何かの物体の周りに居ることが多いので
ポイントを見つけるのにはそんなに苦労しません。
大まかな釣り場所は、地元の釣具屋の店員さんに聞いたりすれば
まず問題ないかと思います。
一度見つけてしまえば
来年も再来年も釣れるポイントとなるので
- 障害物周り
- 漁船の周り
- 浅い場所
をまず狙ってみてください。
それでは最後まで読んでいただきありがとうございました。