サーフで魚が釣れる潮とは。潮位を考えれば青物もヒラメも釣れるという話。

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海水を誤って飲んだら
どれくらい塩分摂取したことになるんでしょうね。

 

1日の半分くらい?そんないかないか。( ̄▽ ̄;)

 

こんにちは!

 

潮っていうと、大潮、中潮などの潮回り
上げ潮、下げ潮の潮の満ち引きを思い浮かべると思います。

 

この記事では、そんな潮回りや
上げ潮、下げ潮なんて気にしないで

 

潮位を気にしようぜって話です。

 

 

その場所の釣れた潮位は、どんな感じなのかを覚えよう

 

まず魚は、潮が流れていけなければ
釣れないと思ってください。

 

で、潮位と潮の流れは
密接に関わっているかどうかは知らないけど

 

普通に関わっているのは事実です。

 

そして魚が釣れた!ってことは
そのとき、流れていた証拠です。

 

だから、その釣れた場所の釣れた潮位が
どんな感じだったのかを見てみてください。

 

たとえば筆者のホーム
遠州サーフであげた釣果を例にあげると

 

  • 2023年10月12日(木)の中潮
  • 2023年10月13日(金)の大潮
  • 2024年4月16日(火)の小潮
  • 2024年7月10日(水)の中潮

 

この主な4日は、ほぼ同じ場所で釣ってます。

 

釣った時間は、だいたい
12日が5時41分、13日は5時57分

 

4月16日が6時6分、7月10日が5時50分です。

 

で、その時のタイドグラフがこちら。

 

 

実際のアプリのタイドグラフを見せると
いろいろ問題があるのでイラストにしました。

 

見てわかる方もいるかもしれませんが
上げだろうと、下げだろうと

 

その日の潮位が高いときに
釣れている傾向にありますよね。

 

で、面白いことに
この場所は、潮位が低いときは

 

あんまり流れず、ルアーもイマイチ泳ぎません。

 

裂波120なんて投げると、ルアーついてる?
ってくらい泳がないときがありますからね。( *`ω´)シランガナ

 

当たり前な話、釣れる潮位がわかれば
その場所の特有の釣れる潮位がわかります。

 

サーフによって、地形が全く違うので
よく釣れる潮位も違ってきます。

 

おんなじサーフエリアでも

 

Aポイントでは、潮位が低いとき
上げ始めや下げ終わりで釣れたり

 

Bポイントでは、潮位が高いとき
上げ終わりや下げ始めで釣れたりします。

 

中途半端な潮位で釣れたりもします。

 

それがわかるためにも、まず同じ場所に通って
釣果を上げ続けてみてください。

 

そうすれば、その場所の癖というか
パターンが見えてくるはずです。

 

 

誰かが釣った場所を覚えることも大事

 

釣れる潮位を知るためにも
誰かが釣った場所を覚えることも大事です。

 

周りを見て、釣れてんのかなって
釣れてるなら

 

その場所の釣れた潮位を覚えればいいんです。

 

たとえば

 

今自分がやっている場所は、潮位が低いとダメなんだけど
あの人が釣った場所は、潮位が低いといいんだなって。

 

せっかくさ、あなたと
違うところでやってくれてるんだから

 

まあ本人は、その気は全くないでしょうけど。

 

山とか木とか建造物とか
動かない障害物を元に覚えるといいと思います。

 

次、潮位が低いときに行くのは
その場所、あるいは周辺です。

 

それは潮位が高いときにも
同じことが言えます。

 

大きく地形が変わってなければ
同じ場所で釣れる可能性が高いのがサーフですし

 

それはオフショア、船釣りでもあるんですよ。

 

こちら遠州灘沖に、アジ釣り場があるんですね
そのアジ釣り場は何年も変わってないんですよ。

 

毎回あそこなんです。( *`ω´)イヤドコダヨ

 

誰かが釣りました、潮位はどんな感じ?
水が多いの?少ないの?

 

それを見た目で覚えていく
波の立ち方だったり、浜の広さだったりでね。

 

ちょっと難しかったかな。

 

だからもうね、こんなブログ見てないでね
実際釣りに行った方が

 

釣れる潮位は遥かにわかると思ってます。

 

 

流れているのに釣れない!の打開策

 

実際こういう壁に
ぶち当たることがあります。

 

あの場所は潮位が高いと
流れが出やすく、釣れる傾向にあると分かった。

 

で実際、今日は潮位が高いから
あの場所へ行こうと。

 

でも釣れない、流れてるし
おっかしいな〜っていう壁です。

 

これ時合いが終わっちゃった
可能性が非常に高いです。

 

時合いって流れが大きく出たときに
発生しやすいです。

 

流れに大きな変化がないとき

 

ルアー引いてて(巻いてて)、一応流れてはいるんだけど
あんまりグーッと巻き感が重くならないとき

 

すでに流れているときっていうのは
時合いが終わってる可能性が高いんです。

 

可能性が高いっていうだけなので
釣れんことはありません。(のちに説明)

 

もし流れているのに釣れない!場合は
以下の方法を知って、試してみてください。

 

  • タイドグラフを見る
  • 潮位と水深で流れ出る場所を知る
  • 流れが出る場所に先回りする

 

です。

 

 

タイドグラフを見る

 

流れているのに釣れない!ってなることを想定して
あらかじめ、タイドグラフを見ておきましょう。

 

見るポイントは以下の通りです。

 

  • これから潮位が高くなるのか、低くなるのか
  • 満潮、干潮時刻はいつなのか

 

満潮が6時くらいで、これから潮位が高くなるのか〜
干潮が5時くらいで、これから潮位が低くなるのか〜

 

そんな感じで見てもらえればOKです。

 

 

潮位と水深で流れる場所を覚える

 

前提として

 

水は高い位置から低い位置に流れると
覚えておきます。

 

水ってそういうもんですし素直です。

 

それを前提に聞いていただければと思います。

 

 

浅い場所は潮位が高いとき流れ出る

 

浅い場所は、潮位が高いとき(満潮)
流れが発生しやすいです。

 

たとえば、想像してみてください。

 

洗面台に水を溜めた後
その水を抜いたときのことを。

 

水がどんどん、流れ出ませんでしたか?

 

それと似たような原理です。

 

浅い場所は潮位が低いと

 

流れが弱くなっていったり
もう全く動いてないみたいな状態が続いたりします。

 

それだけ、浅い場所っていうのは
ある程度、潮位があった方が流れは出やすいし

 

釣れやすい印象です。

 

 

深い場所は潮位が低いとき流れ出る

 

深い場所は、干潮のとき(潮位が低い)
流れが発生しやすいです。

 

簡単に言えば、白波が立たない場所が
深い場所です。

 

そういう深い場所は
潮位が高くなっちゃうと、流れが緩くなったり

 

全く流れなかったりといった
浅い場所と逆のことが起こりやすいです。

 

深い場所+潮位が高くなって深くなるわけなので
余計に流れが出にくくなってます。

 

 

流れが出る場所に先回りする

 

これから潮位が高くなることも
低くなることも知りました。

 

浅い場所は潮位が高いと流れ出ること
深い場所は潮位が低いと流れ出ることも知りました。

 

あとはもう、その潮位と水深を考えて
その場所に先回りするだけです。

 

たとえば、これから潮位が高くなるなら
浅い場所に行きます。

 

浅い場所から、どんどん深くなっていくような
場所ですね。

 

逆に、これから潮位が低くなるっていうなら

 

筆者は深い場所に行きます
あんまり自分の前で白波が立たない場所です。

 

ちなみに、潮位が高いとか低いとか一言で言ってますけど
ちゃんと加減はあります。

 

でも、そこまで言うと、キリがないし
難しく考えがちになってしまうので

 

これから潮位が高くなるなら浅い場所
これから潮位が低くなるなら深い場所と

 

簡単に捉えてくださいませ。

 

すでに流れている場所でも釣れる場合もある

 

先ほど「すでに流れている場所は釣れない可能性が高い」
ってお伝えしました。

 

可能性が高いっていうだけあって
釣れないことはありません。

 

たとえば浅い場所にやってきました。

 

最初の1投、すでに流れています
じゃあ釣れないかと言われればそうではないってことです。

 

今釣りしている時間の
潮位変化によっては釣れる場合があります。

 

たとえば浅い場所だったら
潮位の上げ始めです。

 

その場合、もしかしたら
流れ始めたばかりで

 

時合いが終わってないことがあるため
粘ってたら釣れるってことはあります。

 

なので、タイドグラフで釣りする時間帯の
潮位変化を確認して

 

その潮位と水深を考えて釣っていけば
魚は釣れるんじゃないかなと思います。

 

 

ダムを開けると潮位関係なく釣れない?

出典:写真AC

 

ダムを開けたら、潮位関係なく
サーフは釣れないときがあると思ってください。

 

基本的にダムって
ダム湖の下に溜まったヘドロを出すので

 

そのヘドロがね、よくないんすよね。

 

普通の濁りなら
全然釣れる可能性は期待できるけど。

 

 

実際、ダムを開けている最中は
マ〜〜ジで釣れません、アタリもないです。

 

一番厄介なのは
ダムの濁った水が流れている河川の河口から

 

外洋に向けて、縦横に濁りが
広がってしまうこと。

 

だいたい濁った水が流れている河川の河口エリアから
直線にして9kmほど、ひどいときは17km先まで

 

濁りが広がっていることがあります。

 

つまり河川から遠く離れたサーフ場所でも
ダムによる濁り潮の影響があるということです。

 

本当に遠く離れた場所なら
問題ないんですけど。

 

だからダムの水による濁りが疑われる場合は

 

ダムの汚い水と通常時の綺麗な水の境目を狙った方が
釣果に期待はできます。

 

またダムを止めてから3日〜4日後
バタバタと釣れ出すことがある。

 

ダム開ける前とか、ダムを開けている最中にとかは
全く釣れなかったのに

 

ダム止めて3日とか4日とか経つと
途端に釣れ出すのです。

 

もちろん筆者のサーフ釣り場の実験結果なので
どの地域にも当てはまるとは断言できませんが

 

ちょっと目安にしていただいて
釣行してみてください。

 

ヒラメ
ヒラメ

ダムを開けたか閉めたかは
ダムの名前をネットで検索し
放水状況をサイトで確認するか

 

河川敷に行くと、どこかに回転灯があり
もし回っていたらダムを開けている証拠なので
それを見てみてね。

 

 

簡単に考えると思います。

 

ってことでサーフの潮の考え方でした。

 

サーフの潮は簡単に
考えればいいのかなと思ってます。

 

タイドグラフを見て

 

これから潮位が高くなるから
この辺で流れが出て、時合いが来そうだなとか。

 

逆に、潮位が低くなるから、この辺で流れが出始めて
時合いが来そうだなみたいな。

 

読みが外れれば、勉強になりますし
読みが当たれば、糧になります。

 

失敗して他人に釣られてもいいんです
多分ですけど、今後釣られた人より

 

たくさん釣れると思いますので。

 

それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。