昨日の晩ご飯は何を食べましたか?
鍋、おでん、親子丼
釣った魚の刺身、煮付け。
筆者は肉サラダと芋です。
もちろん肉が釣った魚に変わったり
外食したりもします。
こんにちは!
ルアーはご飯です。(そんな訳ありません)
毎日献立を考えて、今日のご飯を決めるように
ルアーも考えて決めなければいけません。
ってことでこの記事では
サーフで魚が釣れるようになる
ルアー選択の仕方をご紹介します。
飛んで、レンジが合って、泳ぐルアーを選ぶ
ルアーなんてもんは
- ポイントまで飛ぶこと
- レンジが合ってること
- 泳いでいること
この3つのことができていれば
魚は釣れます。
まあ泳ぐことは
投げてみないとわからないので
とりあえず「ポイントまで飛ぶ」「レンジを合わせる」
ことは、意識してみましょう。
飛ぶことが最低条件とし
レンジ別でルアーを選んでいきます。
カラー違い、アクション違いで
ルアーを持っていくよりも
飛距離別、レンジ別でルアーを持っていった方が
釣れるようになります。
ポイントまで飛ぶか?
ポイントっていうのは狙う場所ですね。
瀬がある場所でやるなら、瀬の付近まで
かけ上がりがある場所なら
そのかけ上がりよりちょっと奥へ飛ばします。
狙いたい場所+ちょっと飛ぶくらいが
ちょうどいいですね。
使うルアーがどれだけ飛ぶかは
人によって異なります。
実際100m飛びますって謳っていても
80mくらいしか飛ばないことがあります。
なので、自分のキャストなら、このルアーで飛ばせる
っていうのを感覚として
身につけるといいでしょう。
レンジが合うか?
釣れない原因って何だと思いますか?
- 場所が悪い
- ルアーが悪い
- 食わせる技術がない
答えは、場所になります。
時合いじゃなかったっていうことも
考えられますが、ここではそれは略す。
その場所っていうのは、立ち位置もありますが
レンジっていう意味合いもあります。
そのレンジとは
- ルアーが泳ぐ水深
- 魚が泳いでいる(居る)水深
のことです。
電子レンジの略語ではありません。(-_-)ウンウン
単純に考えて、釣れないのは
魚が泳ぐ(居る・捕食する)レンジと
ルアーが泳いでるレンジが合ってないんじゃね?
そのルアー、そのものが
釣れないとかじゃなくて。
攻略方法
基本的にサーフで使用するルアーは
- ミノー
- ワーム
- メタルジグ
- シンキングペンシル
だと思います。
具体的な攻略方法としては
ミノーやワームを使った近距離戦(20m〜60m)
シンキングペンシルや
メタルジグを使った長距離戦(60m以上)
これらを
どういうときに使うのか?
この状況下の中では、このルアーを使っていく
という感じですね。
- 飛ぶか
- レンジが合うか
- 泳ぐか
これらを全て考慮した
ルアー選択の方法になってます。
なってると思います。
ミノー:浅い場所・微風のとき使う
浅い場所の定義は難しいですが
水深2m以下は浅い場所と思ってください。
サーフで使うミノープラグは
レンジ80cm〜1.5mくらいのものが多い。
たとえば、みんな大好きで
よく使ってる裂波120(120裂波)。
裂波120の潜行レンジ(潜る水深)は
80cmぐらいです。
この裂波を水深1mくらいの場所で通した場合
底から20cmくらいを通るはず。
1m−80cmで20cmになるので。
もちろん地形や潮位によって
裂波120が、底から1m上を通ることもあります。
底から1mでも
食ってくることもありますが確率は高くはない。
逆に水深が2mとかで、手前が掘れている場合なんかは
1m〜1.5m潜るミノーを使います。
水深2mとかでも
レンジ80cmのミノーで良かったりするんですが
たまにポコンって浮いちゃうことがあるので
ちゃんと潜る方がいいかと。
たとえば、ビーチウォーカー120MD
魚道110MDなど。
ミノープラグのメリットって
一定のレンジを泳げることにあるので
80cmって書いてあったら
おおよそ80cmくらいしか潜りません。
ですので、行く釣り場の水深と
使うミノープラグの潜行レンジを外さないこと。
水深と潜行レンジを外さなければ
深く考えなくても釣れるし
外していれば、深く考えても釣れません。
もし行く釣り場の水深がイマイチわからない場合は
ミノープラグは外してもらってOKです。
ミノーは下からレンジを考えるのもいい
基本レンジは、上から攻めるのが
セオリーとされています。
上からっていうのは
表層、中層、深層(底層)の順に攻めるってことですね。
ですが、逆で考えましょう。
僕が使ってるミノープラグ
- 裂波120:80cmくらい
- 魚道110SR:70cmちょい
- 魚道110MD:1.5mくらい
- ビーチウォーカー120MD:1mくらい
で、よくやってたのが、裂波と魚道の使い分け。
まず魚道110MDを通して
底をすげぇ小突くなら、裂波120を通す
で、裂波でも小突きすぎるなって思ったら
魚道110SRを通してみるって感じ。
魚道110MDは潜るので、それより上のレンジを引ける
裂波120を通して、底擦らなければ
それがちょうどいいってことになる。
裂波120から通しちゃうと
水深が合ってるのか全くわからない。
裂波で底擦らない、じゃあ底から20cmくらいだね
って思い込んじゃって
実際は、すげぇ上引いてるみたいなことも
ないことはないので。
見るだけで、だいたい水深がわかる方
よく行くサーフで、すでに水深がわかってるなら
いいんですけど
わからない場合は、上から下っていうよりも
下から上で考えてみてください。
風が強い日・流されすぎちゃう場合はリップ付きミノー
基本的にミノーは
微風で使うのがベスト。
飛ばないからです。
でも、どうしてもミノーを使いたいときは
リップ付きミノーを使った方が釣果を伸ばせます。
風が強い日って流されすぎちゃうんですね。
流されすぎちゃうと
狙いのレンジを通すことが難しくなってきます。
でもリップ付きミノーなら、リップが水を噛んでくれ
流される距離が短くなります。
そこが狙いです。
水を噛む力が強くなり、こっちに来れる
そんなイメージ。
微風であっても、流れが強く
流されすぎちゃう場合も
カップ形状のミノーより
リップ付きミノーを使った方が釣果は伸ばせます。
エアノットする、飛ばないけれど
風が強い日は
エアノットや飛ばないなどの問題があります。
それで初心者さんには
ミノープラグをおすすめしない方もいるようです。
確かに、風が強い日(向かい風・横風)は
エアノットしやすいですし飛ばないです。
サーフで飛ばないとストレスになるし
エアノットなんてしたら、嫌になってきます。
だけど
使わなきゃ上手くならないし
ましてや使えるようにもなりません。
サーフに関しては、使うルアーの選択肢を増やした方が
釣果に繋げられると思うので
エアノットとか飛ばないことに臆せずに
使いたければ使ってみましょう。
使ってくうちに飛ぶようになると思うし
エアノットもならなくなると思います。
ワーム:凪・活性が低いとき
ワームってゆっくり巻くことができます。
メタルジグやミノーとかって
ゆっくり巻き、低速になればなるほど
姿勢が崩れるのか、水を噛む力が弱くなるのか
知らないけれど、泳がないことがあるんですよね。
で活性が低いときって、結構
スローリトリーブ(ゆっくり巻く)が効いたりします。
これはヒラメ、マゴチに限らず
タチウオやニベなどの他の魚もそうで
ミノーやメタルジグで何も反応がないとき
最終奥義的な感じでワームを投入して
ゆっくり巻くと
ガツンと食ってくることがあります。
いれば食うのがサーフだと思うので
凪で活性が低いなって思ったときは
やってみてください。
シャットテールかピンテールか?
ワームで釣りをするってなったとき
シャットテールとピンテール
どっちを選択しようか迷うかと思います。
結論から言わさせていただくと
シャットテールの方がいいです。
これはシャットテールの方が釣れるとか
っていうわけじゃなくて
単純にシャットテールの方が抵抗がかかり
ブルブルって泳ぐ。
で、一回その抵抗とか
ブルブルという感覚を覚える
それを常に再現していけば
今後の釣果に繋げることができるからです。
体で覚えるものなので
難しく考えなくてもいいです。
釣って、また投げて、釣ってって繰り返していけば
体が勝手に覚えていきます。
シンキングペンシル:飛距離が欲しいとき・ドリフトをするとき
流して見せるなら
シンキングペンシルの方が有利です。
いわゆるドリフトなんですけど
そのドリフトは、ゆっくり巻くだけ。
厳密に言うと違いますが
サーフでは、とりあえずゆっくり巻いていればOKです。
ラインを張らず緩めずの感覚で。
ベイトっけがなかったり
あとは活性が低いときにドリフトで誘う
そんな感じ。
水平タイプのシンペンか後方重心のシンペンか
あとシンペンには2種類あって
- 後方重心のシンキングペンシル
- 水平タイプのシンキングペンシル
です。
後方重心のやつは、飛びますが
浮き上がりやすいです。
かっ飛び棒がいい例ですね。
水平タイプのやつは、浮き上がりにくく
水の中にしっかり入ってくれる。
これはぶっ飛び君95Sがいい例だと思います。
使い分けとしては
- 後方重心:凪〜ちょい荒れ・上のレンジを通したい
- 水平タイプ:荒れている(うねりがある)
って感じかな。
後方重心のやつを荒れている日に使うと
水面から飛んじゃうっていうか、レンジキープがしにくい
逆に水平タイプのやつは、入ってくれるから
荒れててもレンジキープがしやすい
狙いのレンジを通しやすいです。
メタルジグ:荒れている日・シルエットを小さくしたい
シンキングペンシルで獲りきれない魚を
メタルジグで獲ります。
ヒラメに限った話ではないかもしれませんが
小さなルアーばかりに反応する日があるんですね。
なんでかは知らないけれど。
シンキングペンシルは飛距離が出ます
シルエットが小さいものもあります。
でもシンキングペンシルでシルエットを小さくすると
飛距離の問題が出てきます。
そこでメタルジグです。
荒れてない日(波っけはない日)でも使えますが
荒れている日の方が活躍すると思います。
重量があり、あっという間にすぐ落ちるので
底取りがしやすい。
ワンピッチジャークで3〜5回しゃくって
止めてみましょう。
エビったらワンピッチのテンポが雑っていうか
速いので、気持ち遅めてやってみてください。
そのワンピッチを
強めにやったり、弱めにやったり(しゃくったり)
してもいいですね。^^
釣れないならやり方を変えるって感じで
やってみてください。
メタルジグの重量選択
メタルジグの重さは
水深と風の強さによって変えていきます。
だいたいサーフで使われるメタルジグの重量は
30g〜40gです。
遠浅サーフでは、30gあればいいでしょう。
しかしロッドティップに重さが乗らない場合や
荒れ気味のときは
水深よりも状況を優先して
40gを使うこともあります。
とりあえず30gを使って様子を見て
重さを変えていくことが基本です。
カラー選択
続いてカラー選択についてですね。
カラーは、自分が釣れると信じて
投げ続けれるカラーを選びましょう。
これはルアーにも当てはまるんですが
ルアー、カラー含めて
そのルアーは、自分が釣れると信じれるか?
ヒラメ、青物が釣れるカラーっていうのはないけれど
自分にとっての釣れるカラーはあると思います。
自分にとっての釣れるカラー
それが釣れると信じて投げ続けれるカラーです。(`・ω・´)
それはレッドヘッドなのかピンクなのか
ホログラムなのかはわかりませんけど。
たとえば、ヒラメはピンクが好きって思っているなら
ピンクを投げましょう。
レッドヘッドは釣れるカラーって思っているなら
レッドヘッド投げましょう。
夜はチャートが強い!って思っているなら
チャートを投げましょう。
そうすれば、投げ続けれると思います。
サーフは釣れない時間の方が多いです。
その釣れない時間を
楽しく時合いまで耐えて、釣るかが
釣果に繋がると思うので。
夜はこのカラー釣れないと言われていても
全然釣れたりします。
正直、どのカラーでも釣れます。
その証拠にメーカーさんは
いろんなカラーを展開している。
それは別に悪いことではないと思っていて
自分が釣れると信じられるカラーは
人によって異なってくるからです。
だとすると、いろんなカラーがあった方が
選べるじゃないですか。
当たり前な話でごめんなさい。
もし、このカラーで本当に釣れんのかな?って
不安が出てきたら
自分が釣れると信じれるカラーに変更しましょう。
釣れないカラーは
自分が釣れると信じれないカラーです。
もちろん、シビアな状況では
このカラーの反応がいいってのはあります。
ありますが、これも釣れると信じれる
思いというか力が強いと思います。
魚がルアーのカラーをどう捉えているか
見えているかっていうのが、わからないからです。
我々は人間であって、魚ではないですからね。
他人から何を言われようと
自分が本気で釣れると思えるものを使えばいい
分からないことを難しく考えてもしょうがないし
理由付けしてもしょうがない
思うがままにやろうぜってのが
筆者のカラー理論です。(一部)
飛んで、泳いで、レンジが合うルアーを選ぼうという話でした。
まずは、飛んで
レンジを合うルアーを選びましょう。
ミノーだったら、飛んで、レンジが合うルアーを選び
それから泳いでいるか?を確認しましょう。
その3つさえ、できていれば魚は釣れます。
釣れなかったら
場所(立ち位置)が悪かったと
考えるのが無難でしょう。
Youtubeやブログのタイトルでよくある
- 最強の〇〇
- 釣れるルアー◯選
- 凄い釣れる・絶対釣れる
っていうのは、あのー
鵜呑みにしない方がいいと思ってます。
筆者も今後やるかもしれないので
そのときは鵜呑みにしないよう、よろしくお願いします。
買ったルアーが、「凄い釣れる」
「釣れるルアー◯選」に入っていても
いざ、そのルアーを使ってみると
思ったように釣れないのが真実です。
あの人、買ったルアーであんなに釣れてんのに
俺、私、全然釣れないんですけど〜みたいなね。
その全然釣れない理由は、だいたい
ポイントまで飛んでない
レンジが合ってない、泳いでないのどれかです。
ちゃんとした価格で売っているルアーは
社長含め、メーカーの方々が看板を掛け
長い時間と労力、お金を使って開発しているので
まず釣れないことはありません。
ルアーはたったの3つ「飛ぶ」「泳ぐ」「レンジ」を
確認して選びましょう。
そのためにも、自分のキャストだったら
どれくらい飛ぶのか?そのルアーの潜行レンジを覚えておきましょう。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。