遠足は、家に帰るまでが遠足。
小学生のとき
よく聞かされませんでしたか?
耳にタケノコメバルができるくらいに。(・Д・)
あれ、どういう真意で言ってるんでしょうね。
寄り道すんなよ〜なのか
気をつけて帰れよ〜なのか。
俺は「早く帰ってゲームしてなぁ」とかしか
思ってなくて、体育座りしてんのが嫌だったとしか
記憶がないですね。(-_-)ウンウン
「遠足は帰るまでが遠足」と似た言葉に
釣りは、食べるまでが釣り。
というのがありません。
ブラックバスやナマズ等は
食べれませんので…ってナマズは食えるのか。
でも、海で釣った魚は
美味しく食べたいものだと思います。
せっかく釣ったんですから。
美味しく食べるためには
「締め方」と「保冷の仕方」が大事です。
この記事では、そんな魚の締め方
保冷の仕方をご紹介しようと思います。
釣った魚の締め方
獲れたての魚、新鮮な魚を
味わえるのは釣り人の特権。
サワラとか鯖の刺身なんて
普通は食えない。
痛みやすいので。
その証拠に、スーパーの
鮮魚コーナーを見てみてください。
サワラの刺身、鯖の刺身なんて
置いてないですからね。(-_-)ウンウン
鯖とかサワラは売ってても
だいたい加熱用です。(-_-)ウンウン
そんな魚達を美味しく食べるためには
まず締め方が大事です。
魚を締めるっていう行為は
「血を抜く」という意味でやっていると思います。
締める=血を抜くことだと
僕は思ってます。
締める(血を抜く)と言っても
魚種とサイズによって締め方が違うので
ご紹介しようと思います。
ヒラメの締め方
ヒラメは
- エラの付け根(上付近)
- 尻尾
この2箇所にナイフを入れて
締めます。
エラの付け根のところにナイフを入れて
自分(あなた)の方へ倒します。
エラの付け根のところには
大きな骨があるので、その骨を断つ感じ。
血が出てくるのであれば、それでOKです。
尻尾は真っ直ぐ突き刺すだけです。
しっかり下まで貫通させましょう。
尻尾に刺すことで
血が抜けやすくなりますし
刺した後、ヒラメを曲げてやると
さらに血が抜けやすくなります。
しっかり血が抜けてるヒラメは
お腹が真っ白になり
血が抜けてない場合は
お腹が若干ピンク色になります。
これで血が抜けたかどうか
確認してみましょう。
マゴチの締め方
マゴチは何っていうのかな
写真のところにナイフを入れます。
ヒレのちょっと左ずれた場所の
真ん中くらい。
尻尾は入らないと思っていますが
別に刺してもいいです。
マゴチもしっかり下まで
貫通させましょう。
サーフだったら、砂浜に突き刺す勢いで。
ブリ・シーバス・サワラ(大物)の締め方
ブリやシーバス、サワラなど
比較的、大きな魚は
- エラ
- 尻尾
の2箇所にナイフを入れます。
エラがある場所の上から真っ直ぐ刺すだけ
尻尾も同じで、上から真っ直ぐ刺します。
ヒラメのように倒さなくてOK。
ブリとかだったら、黄色いラインの上から
刺すといいと思います。
大きな魚は、大抵この締め方をしますね。
タチウオ・ニベ・サバ(小物〜中物)の締め方
小物〜中物くらいは
エラを取るだけでOKです。
フィッシングプライヤーを持っていると思いますので
それで取りましょう。
手で取っても構いません。
手で取る場合は、ケガには気をつけてください。
取り切ってもいいですし
取り切らなくて、中途半端に残っててもいいです。
タチウオは、ドラゴンタチウオという
デカイサイズがいますが
たとえドラゴンサイズであっても
エラ取るだけでOK。
ニベは、大ニベがいますが
大ニベは、一個前に紹介した締め方をするといいです。
カツオの締め方
カツオはちょっと特殊というかで。
カツオは頭を叩き打ちつけます。
何とも嫌な感じですが
この締め方がカツオの場合はいいのです。
エラは取らなくてもいいです。
どこか頭打ちつけて、バケツの中に
入れておけば血が抜けます。
釣った魚の保冷の仕方
締めたら保冷です。
別にやらなくてもいい場合、季節もありますが
基本締めたら、保冷をします。
青物・カツオは海水氷にどぶ漬け
青物とカツオは
海水氷にどぶ漬けにしましょう。
で、持って帰るときだけ
その海水は捨てていってください。
ちなみに僕は
どぶ漬けにしないでください。
海水氷の氷は
冷蔵庫で製氷される氷じゃなくてもいいです。
あのーキャンプとかで持っていく
保冷剤でも構いません、ペットボトルの氷でも。
クーラーボックスの中に海水を入れて
その中に氷(保冷剤)を入れておきます。
遊漁船の場合は、氷が用意されているので
それを使わせてもらいましょう。(9割の船宿さんでは氷無料です)
水氷はダメです。(`・ω・´)
何でかっていうと
身がボロボロになっちゃうので。
沖でサバ釣って、水氷につけた後
家帰って、そのサバを捌くと
身がボロッボロ、色も悪い。
身がボロボロになった個体が
美味しかったかは記憶が曖昧なので
何とも言えないんですが
料理は見た目も美味しさに直結してくると
思うので。(-_-)ウンウン
青物・カツオ以外は氷につけないように工夫
青物・カツオ以外の魚は
氷につけないように工夫しましょう。
身が焼けちゃったり
水っぽくなったりしてしまうので。
僕は、大きな袋の中に氷を入れてます。
他にも
- 新聞紙を敷く
- バスマットを敷く
などあります。
よく新聞紙を魚に巻く方法を
紹介している方がいます。
大きな魚1匹ならいいと思いますが
たくさん釣ったら、ちょっとめんどくさいので
クーラーボックスの中に氷を入れて
その上に新聞紙を2重にして載せるだけでOK。
バスマットも同じく、氷の上に
バスマットを置いて、そのバスマットの上に魚を置く。
身の部分に当てなければいいので
もし当てたい場合
当てざるおえない場合は
頭とか尻尾とかに
当てるようにするのがおすすめです。
袋に魚、クーラーボックスに氷でもOKです。
沖では袋に氷ですが
サーフは袋に魚、クーラーに氷にしてます。
真夏のサーフとかは結構多様しますね。
先ほどもちょろっとお伝えしましたが
魚(身)に直接当てなければいいので。
袋に魚、クーラーボックスに氷にすることで
クーラーボックスが臭くなりにくくもなります。
青物以外は、新鮮じゃない方が美味しい
魚は新鮮な方が美味しいって
よく聞きますが、それは青物だけです。
新鮮なものが美味しいのは青物
あとはサワラかな、それだけです。
いわゆる、足が速い魚ですね。
それ以外
- ヒラメ
- マゴチ
- ニベ
などは釣った後、2、3日置いてから
食べた方が美味しくいただけます。
ヒラメなんか、新鮮な状態で食べると
ブニョブニョしてて甘味が全くなく
美味しくないですからね。
2、3日置くと、身がしっかりして
後から甘味が来て、うまぁってなります。
ニベは、水っぽい魚ですので
塩を適当にザーッとかけて置いておくと
美味しくいただけます。
僕はクレイジーソルトを振りかけて置いておき
そのまま水気取って、塩焼きにしていただいてます。
かわいそうと思うかもしれませんが。
魚を締めると
かわいそうって思うかもしれません。
それで躊躇してしまったりするかもしれません。
しかし、釣り上げて
地面でバタバタさせる方が
よっぽどかわいいそうです。
言い方悪いかもしれませんが
さっさと締めてあげた方が
魚は楽だと僕は思います。
地面でバタバタさせるのは
我々人間が、水中に潜っているのと
同じことです。
我々人間が水中に居たらどうなりますか?
ある程度は耐えれますが、後は苦しくなり
◯だけです、魚も同じです。
持って帰って食べるなら、躊躇せず
すぐ締めて、血が抜けたら保冷しましょう。
- 釣ったらすぐ血抜きする
- 青物・カツオは海水氷につける
- 青物・カツオ以外の魚は氷の上に何か敷く
これらをして
美味しくいただきましょう。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。