ルアーローテーション。
ローテーションって聞くと
ポケモンのローテーションバトルを思い出します。
あれ、あんま好きじゃないんですよね。笑
ローテーションした先が
効果ないポケモンだったら嫌じゃないですか。笑
決まるととても気持ちが良いものですが。
まあそれがバトルってやつかもしれないけど
僕はシングルバトルの方が好きです。(-_-)ウンウン
こんにちは!
ルアーローテーションって
これが正解だ!とか
これは間違ってるっていうのはありません。
その人が、今見てる海の状況
釣りしている時間帯などによって
こういう釣りをしたいから
こういうローテーションをするっていうだけだからです。
ですので、この記事では
僕のルアーローテーションの考えを紹介します。
その考えを基本にする
あるいは一部を吸収していき
自分なりの考えを作り
魚が釣れてくれたらいいなと思います。
最初のルアー選択
ルアーローテーションの前に
まずルアー選択をしなきゃ始まりません。
ルアー選択をするとき考えてるのが
- 飛ぶか
- レンジが合うか
この2つを考えてます。
飛ぶかな
まず、狙うべき場所まで
飛ばせることを考えます。
これは最低条件です。
狙うべき場所ってどこ?って
思うかもしれませんが
それは、入る場所によって変わります。
たとえば、こちら遠州サーフでは
遠浅な場所もあれば
足元から掘れている水深がある場所もあります。
遠浅の場合、沖から白波が立つような場所では
その白波よりちょい奥へ飛ばす必要があるため
そこへ届くルアーを選択します。
水深がある、足元から掘れている場所に入る場合は
40mくらい飛ばせれればいいですね。
もちろん飛ばせるかどうかは
風の向き、強さ、潮位によって変わります。
横風が強い、潮位が高いときは
狙う場所まで届かなくなるので
重たいミノーを使います。
とりあえず飛距離を考えましょう。
レンジを合わせる
次に考えるのがレンジです。
入る場所は、浅いのか深いのか
今日は潮位が高いのか低いのか。
これを考えてます。
僕は、単純に考えるアングラーなので
ほんと単純に、浅い場所に入る、潮位が低い場合は
浅いレンジを引けるルアーを選択しますし
深い場所(掘れている場所)に入る、潮位が高い場合は
深いレンジを引けるルアーを選択します。
キーは、底を小突きすぎないことです。
たまに底に当たるくらいがちょうどいいです。
もし思ったより、浅いな深いなってなったとしても
逆をやればいいので。
たとえば魚道110MDという
水深1.5mくらい深く潜るルアーがあるんですけど
それ使ったら、底小突きすぎちゃう
ガンガンガンガン当たる、そういう場合は
120裂波という80cmくらい潜るルアーに変えると
良かったりします。
すでにルアーローテーションですね。
メタルジグ使ってて
底小突きすぎちゃうようであれば
後方重心のシンキングペンシルを使って
浮き上がりを早くして
少し浅いレンジを引きます。
こういう風に、底を小突かせすぎない
たまに底に当たる程度
まあ当たんなくてもいいんですけど
そういったレンジを引けるルアーを選択します。
最初のルアーは「派手なルアー」を選ぶ
僕が最初に選ぶルアーで
気にしていること。
飛ばせる、かつレンジが合うルアーの中から
派手なルアーを選択することです。
派手っていうのは、アクションとサイズです。
どっちでもいいんですけど
僕はアクションを優先させてます。
ブリブリ泳ぐようなルアーですね。
そういうブリブリ泳ぐようなルアーで
まず目立たせます。
海がどんな状況であれ
派手にアクションするルアーを選択します。
そこから答えを見つけていく
広げていくって感じですね。
結構大きさは、季節によって変わるので
一概に大きいのを選ぶとは言えないかなって感じ。
秋口〜冬は、大きい魚がかかりやすいと思っているため
大きい針がつけれる大きいルアーを使いますが
春とか夏は、110mm、120mmといったルアーで
ブリブリ泳ぐようなやつでやることが多いですね。
僕は、朝まずめにやることが多く
単純に考えるアングラーのため
朝まずめ→薄暗い時間→見えにくい=目立つルアー。
って感じです。
もちろん見えにくいかどうかなんて
僕は魚じゃないので、本当のことはわからない。
ですので、人間の視覚と
感覚的なもので考えてます。
僕の場合、最初に選ぶルアーとして
- 120裂波(レンジ80cm)
- 魚道110MD(レンジ1.5m)
- シートプス135(レンジ80cm)
この3つが多いですね。
たとえば横風強くて、浅い場所でやる場合は
シートプスを選択しますし
逆に深い場所は
新しい方の魚道110MDを選択してますね。
カラーは、適当です。笑
レッドヘッドを選ぶときもあれば
コノシロカラーを選んだり
ゴールド系を選んだりします。
この辺は直感とか
このカラーで釣ってみたい、で選んでますね。
読者さんは、自分の中でこれ目立つなぁって思うものを
選んでいただければいいと思います。
ルアーローテーションの種類
ルアー選択が終わり
海にそのルアーを投げ続けてます。
次はどういう風に
ルアーローテーションをするかです。
ルアーローテーションには2種類があって
- サイズのローテーション
- レンジのローテーション
です。
サイズのローテーション
ルアーサイズのローテーションですが
これも簡単、単純に考えてます。
ルアーを小さくしていく方向にします。
最初のルアーは、大きく派手にしました。
しかし釣れない。
そういうときするのが
ルアーを小さくする方法です。
上の記事でも書かせていただきましたが
ルアーを小さくすることで見切られにくくなるからです。
それが、本当かどうかはわからないけれど
同じことを繰り返していても
同じ結果しか得られないし
実際、ルアーを小さくすることで
ヒットしてくれる事はよくあるので
本当の事じゃなくても、見切られている
そういう考えで、ルアーを小さくします。
- 大きいルアーに反応しない
- 当たったのに乗らなかった
こういうことが起こった場合に
ルアーを小さくしていくといいです。
大きいルアーに反応しないってことは
何か理由があるだろうし
実際シートプス135を投げてて食わない
隣の人かけている、おかしいっていう状況にあって
しっかり飛んでいるし、レンジも合ってるはず
何が足らない、何が欲しいって考えた挙句
裂波120(120裂波)を投げたんです
そしたら食って、2回とも
それが上の写真(↑)のブリ2匹。
もちろん、時合いが来て食ってきた
回ってきたタイミングが合って食ってきた
っていうことも、考えられますが
まあこういうこともあるってことで。
で、基本ルアーを小さくしていく方向にします。
が、ルアーを大きくしていく方向もあるんです。
120mm、140mmのルアーの反応がない。
今までの場合だったら
ルアーを小さくしていきますが
逆に150mm、160mm、170mmと
大きくしていく場合もあります。
多いのが、秋口〜冬のナイトサーフのとき。
目立ってないんじゃないかなって考えて
より大きくして目立たせる。
基本は、ルアーを小さくするけども
大きくする選択肢もあります。
いろいろ試しながら、やっていきましょう
レンジのローテーション
レンジのローテーションも単純です。
レンジを上げるか下げるかです。
80cm潜るミノーを使っていたら
1m、1.5m潜るミノーに変えてみるとか
重たいルアーを使っていたら
軽いルアーを使って、レンジを少し上げてみるとか。
遠浅の場所ではやりませんが
深い場所(掘れてる場所)でやります。
そもそも遠浅の場合は
レンジの要素は気にしなくてもOKなので。
深い場所(掘れてる場所)で、僕がやるのが
新しい魚道と古い魚道を使うパターンです。
この記事でご紹介しました
新しい魚道は19gと重く、旧魚道は17gと軽いです。
新しい魚道では底小突いても
旧魚道では、小突かなかったりします。
最初、旧魚道を通して
その後、新しい魚道を通します。
荒れているとき、風が強いときは、逆になり
何でも時と場合になりますが…
- アクションが派手なルアーを使う
- ルアーサイズを下げていく
- レンジを下げていく
という順で
ローテーションしていってますね。
いい場所で時合いであれば、ローテーションせず
最初に選択したルアーで食ってくることもあります。
ルアーローテーションのやり方
ルアーローテーションのやり方は
戻すことです。
ローテーションって
循環っていう意味を持ちます。
あのー山手線と一緒です。
西日暮里で乗車し、そのままずーっと乗ってたら
また西日暮里に着きますよね。
そんな感じで、ルアーローテーションの場合は
最初に選択したルアー
あるいはヒットしたルアーに、また戻します。
たとえば、サイズのローテーションだったら
135mm→120mm→95mm→135mmと
また135mmのルアーに戻します。
もし当たりがあったルアーがあれば
その当たりのあったルアーに戻します。
それが今日の答えに近いからです。
サーフでは刻々と状況が変わるので
仮に当たりがなかったルアーでも
最後、反応してくれることって多々あります。
経験を積んだ方は
感触が良かったものに戻すとか。
もちろん3つのルアーだけで
ローテーションしなくてもいいんですよ。
最初に選択したルアーと次に選択したルアーを
行ったり来たりしてもOK。
サイレントアサシン→裂波→サイレントアサシンとか。
4つでもいいし、5つでもいい。
行き当たりにならないこと。
東海道新幹線のように。
新大阪駅から始まり、東京駅で終わらない。
行き当たりになってしまうと
どうしても粘れない。
現場に持ってけれるルアーの数って
限られているでしょうし
海の状況や水深によって
使うルアーも限られてくると思います。
そんな状況で、行き当たりになると
もう「何投げたらいいねん」ってなります。
ローテーション、循環させることで
釣れないとき、反応を得られないときの
何投げたらいいか分からない状態には
ならないと思います。
とりあえず戻せばいいですからね。
まとめ
っていう感じで
ルアーローテーションの考えでした。
文章にすると複雑だったかもしれませんが
考えてることは単純です。
- 狙いの場所まで届くルアーで、派手に泳ぐやつを選ぶ
- サイズやレンジを下げる、上げる
- そのローテーションを繰り返す
特別なことはしてないと思います。
難しい、複雑って思っている方も
釣行回数を増やして
いろんな状況下で魚を釣っていくと
「この状況なら、このルアー」って感じで
ん〜〜って考えなくても
パッパっと体感というか感覚で分かるようになります。
最初に選択したルアーを投げてみて
この状況なら、こっちかなとか。
レンジを入れた方が食うとか。
そういう感じで
ローテーションできるようになると
仕事前のアングラーさんで、限られた時間の中でも
割とコンスタントに釣果はあげれると思います。
それで、どーーーしても釣れないときは
立ち位置(場所)を疑った方がいいと思います。
それでは最後まで読んでいただき
ありがとうございました。